――自社開発も始動!新進気鋭のゲーム開発会社
株式会社G-Blossomは、2022年3月に設立された面白さを追求する新進気鋭のインディーゲーム開発会社。設立3年目を迎えた現在は少数精鋭のメンバーがフルリモートでゲームの自社開発に挑んでいます。今回は代表取締役を務める村石秀介さんに、会社の特色や採用について伺いました。
ーーまずはこれまでのご経歴を教えてください。
村石:新卒からエンジニア職一本で色んな会社を渡り歩いてきました。最初に入った会社は金融関係でシステム開発に携わっていたのですが、スマートフォンの普及で気軽にゲームができるようになったことで幼い頃のゲーム熱が蘇ってきて、ゲームアプリの開発会社に転職。そこで5年間、ゲームエンジニアとしての腕を磨きました。その後、Webサイトを運営する会社を経て、これからはゲーム業界で生きていこうと決意し、フリーランスに転身。モバイルゲームやコンシューマーゲームの受託開発を行ってきました。ただやはり一人では限界があるのと、これからは人を雇って自分たちが企画したゲームを作っていきたいと思ったので、会社を立ち上げたという経緯があります。
ーー立ち上げから丸2年が経ちましたが、これまでにどんなゲームを開発されてきたのでしょうか。
村石:個人の時は、カジュアルゲームが多かったですね。人が増えてからは少しずつ大きな規模のプロジェクトにも携われるようになり、ジャンルを問わず幅広いゲームを開発してきました。現在は業務委託も含めると約10人の従業員がいて、半年ほど前から自社開発にも乗り出しました。自分が面白いと思うものをとことん追求できる人を選んで採用していることもあって、みんな積極的に意見を出してくれるので、一緒に働いていて楽しいです。
――リモートワークだけど、サークルのような雰囲気でみんなでわいわい開発しています
ーー今いるメンバーはどのような業種から集まってこられたのでしょうか。
村石:異業種からの転職もなくはないですが、基本的にはゲームの開発経験があるメンバーが集まっています。入社経緯は、エージェント経由で応募してこられた方もいれば、セミナーや展示会でお話させていただいたことがきっかけで転職してこられた方もいたりと様々。年齢層は下が23歳、上が36歳と比較的若めです。
ーー会社の特色としては、どのような点が挙げられますか?
村石:良くも悪くも会社っぽくない会社だなと思いますね(笑)。みんなフレンドリーで垣根がなく、ワイワイ開発しているので、大学のサークルのような雰囲気があります。ただゲーム作りに関してはみんな本気です。現在はみんなエンジニアですが、ゲームの企画を考えて発表し、フィードバックし合う社内イベントを定期的に開催していて、その時もすごく盛り上がるんですよ。それくらい面白いゲームを作りたいという気持ちがとにかく強い。それは弊社ならではなのかなと思っています。
ーー働き方としてはほぼリモートとのことですが、普段はどのようにコミュニケーションを取っていらっしゃるのでしょうか。
村石:普段は何か相談事があったらSlackのハドルミーティング機能を使って、オンライン上で連絡を取るようにしています。ただそれだけだと、業務以外のことをどんどん話さなくなってしまうじゃないですか。それは避けたいなと思ったので、全員でコミュニケーションを取る場を週2回設けています。それも最初はただの雑談タイムだったんですが、やっているうちにマンネリ化してきたので、うち1回は技術的なことについて話す時間に変えました。今日もついさっきまでその技術雑談があり、開発エンジンで使えるアセットをオススメし合っていたら、つい盛り上がって30分で終わるはずが結局1時間になってしまいました(笑)。あとは月1ペースで飲み会を開催し、対面でもコミュニケーションを取るようにしています。
―ー面白さに本気で挑んでくれる人を募集中!
ーー会社としての今後の目標を教えてください。
村石;兎にも角にも、自社開発に注力できる地盤を固めたいと思っています。そのためにもまずは、受託開発で安定して稼げる組織にしていくこと。そういう意味でも、今は人材を確保する必要があります。同時に自社開発の方も進めていくために、今後はエンジニアだけではなく、デザイナーやプランナーも積極的に採用していく所存です。
ーー村石さんは、どういう方と一緒にお仕事されたいですか?
村石:やはり職種に限らず、ゲーム作りに本気になってくれる人がいいですね。このゲームがどうすればもっと面白くなるのか、よりプレイしやすくなるのかなど、ユーザー目線に立って考えられる人。そういう風に考えられる人は自ずと実力も上がってくるものです。リモートである以上、ある程度の技術や経験も必要ですが、それよりもまずは積極的に意見を出して、みんなとコミュニケーションを取りながら一緒に面白さを追求してくれる人と一緒に働きたいと思っています。
―ージャンルはあえて絞らず、あらゆるベクトルの面白さを模索していきたい
ーー現在、自社で開発中のゲームにである「ニンジャム!」についてお聞かせください。
村石:いくつかプロジェクトが進行中なのですが、直近でリリースできそうなのは家庭用のパーティーゲームです。簡単に言えば、カジュアルなスマブラ。最大4人プレイで、忍者をモチーフとした可愛いキャラクターを動かしながら、ハンマーや剣などの武器を拾ってみんなで敵を倒すという内容になっています。ベータ版はすでにSteamで公開中で、Nintendo Switchでの販売も目指しているので楽しみにしていてください。もう一つはホラー要素のあるストーリーと幻想的なグラフィックを融合させたアドベンチャーゲームとして企画し、デザインに強い会社と共同で開発を進めています。自分自身はそこに大きく関わってはないんですが、参加してるメンバーはすごく楽しそうに開発していますよ。
ーー今後もジャンルを問わず、幅広いゲームを作っていこうと思っていらっしゃるのでしょうか。
村石:やはり面白さは一つのベクトルでは語れないので、ジャンルはなるべく絞りたくないなと思っています。最終的にはどんな形であれ、G-Blossomという会社のカラーを確立していきたいとは思っているのですが、今はまだその段階ではないなと。面白さを開花させるイメージで作ったカラフルな花のロゴのように、まずはあらゆるベクトルの面白さを模索していきたいです。
―ーMESSAGE
村石:弊社は、面白さに本気で挑んでいるゲーム開発会社です。こういうゲームを作りたいと思っていても会社が提案を通してくれないという話もよく耳にしますが、私自身はそういったことが極力ない組織にしていきたいと思っていますし、今の段階ではそれが叶えられているんじゃないかと自負しています。少人数で意見も言いやすい環境が整っているので、やりたいことが明確な方には合うのではないでしょうか。少しでも気になった方は、お気軽にご応募いただけたら嬉しいです。