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インタビュー風景メイン

企業としても、個人としても『面白く働く』を追求し、『面白く働く』を基準に盛り上げていく

株式会社カヤック
徳田 裕介氏

インタビュー風景1

―『面白法人』というだけあって多岐にわたる事業内容

インタビュアー:御社の事業内容をお聞かせください。

様々な事業を展開しているので、簡単に説明するのが難しいですね(笑)
3つのメイン事業があり、「ソーシャルゲーム事業」「クライアントワーク事業」「ゲームコミュニティ事業」です。「ソーシャルゲーム事業」ではオリジナルタイトルやパブリッシングタイトルなどがあります。設立当初からあるクライアントワーク事業(広告の受託制作)も順調に成長しています。『Lobi』というゲームコミュニティ事業もあり、ゲームの中では1番大きいコミュニティとなっています。最近は、無料でトーナメントを主催できる『Lobi Tournament』のサービスと開始するなど、esports領域にもチャレンジしています。グループ会社も増えており、esports専門会社の『ウェルプレイド』が去年カヤックグループにジョインしましたし、結婚式を考えているカップルとウェディングプランナーのマッチングを手伝うウェディング事業会社『プラコレ』や、『鎌倉自宅葬儀社』という「故人を自宅でゆっくりお見送りする」葬儀社などがあります。その中で、カヤックの売り上げの半分くらいがソーシャルゲーム事業です。ゲーム事業で培ったノウハウを広告制作のノウハウと掛け合わせて、他社様のゲームの宣伝という形でクライアントワーク事業でお手伝いさせていただいたり、『Lobi』に集まるユーザー様に広告を掛け合わせて提供したり、それぞれの事業がシナジーを生んでいます。そこに新しくesportsという軸も加わってさらに成長しています。


インタビュー風景2

―カヤックにおける「事業軸」と「組織軸」

弊社は大きく分けて「事業軸」「組織軸」の2つの軸で考えていまして、「事業軸」はシナジーのある事業や理念を共有できる事業を増やしていく、「組織軸」はクリエイターが活躍できるコミュニティを作っていくという大きな考え方があります。“面白く働く”を面白法人として大切にしていきたいので、面白く働くためにはクリエイターのための良い環境を作る必要がある、そこで、鎌倉で職住接近して働くコミュニティを作ろうと考えています。具体的には、鎌倉に新社屋を建設中で、鎌倉移住手当を出すなど鎌倉の近くに住んで働ける環境をつくります。また『まちの保育園』という鎌倉の企業と一緒に鎌倉で働く人のための保育園がつい先日2018年4月2日に開園したり、『まちの社員食堂』では観光客向けの飲食店が多い中で鎌倉で働く人のための食堂を鎌倉の企業と一緒につくるといった取り組みを進めています。その考えのもと、『鎌倉自宅葬儀社』や『鎌倉R不動産』など、鎌倉の環境をより良くする事業にもグループとして入っていただいています。


インタビュー風景3

―徳田氏が入社2年目でプロデューサーに至った経緯と『ぼくらの甲子園!ポケット』について

僕はもともと広告に関わりたくてクライアントワーク事業を志望したのですが、内定をもらって配属されたのがゲーム事業だったんです(笑)ゲームをやったことが殆どなかったので挫折したことがありました。まずゲームを覚えることから始めなければ何もできなかったので、はじめはゲームをしてゲームの面白さを言語化しているだけで1日が終わっていましたね。ゲームを勉強している中で、別のことをやりたいと相談した時、「プロジェクトマネージャーをやってみる?」という話になりました。

興味があったので、プロジェクトマネージャーとしてチャレンジしてみることを決心したのですが、僕の中でプロジェクトマネージャーは「未来のリスクを出来る限り洗い出し、リスクを最小化する仕事」というイメージだったので、チームメンバーとのコミュニーケーションを最も重視して取り組みました。
その後、企画も担当するようになり、2年目にプロデューサーになりました。


インタビュー風景4

―チームの成長

インタビュアー:当初から担当されていて「ここが成長した」という点は?

仕事の振り返りが自分ごと化につながる打ち合わせのフォーマットを作るなど、チームの力が高まる工夫をしています。これを通じてどんどんチームの改善が進み全員がプロデューサー目線になります。全員がプロデューサー目線になると、自ずと細かい作業のコスト削減の為に、それぞれの作業の自動化汎用化が進むことになります。そうすることでゲームの面白さを追求するクリエイティブにより多くのリソースを使えるようになり、チーム力の強化、若手の成長をより促進できるという好循環ができています。カヤックの特長でもありますが、若い層を入れてどんどん成長させ、新しい場所へ巣立っていく、その繰り返しを、より丁寧にできるようになってきています。どのゲーム会社も同じだとは思いますが、ゲーム制作をやったことがない人が、いきなり新規のゲーム制作に入ってもすぐに活躍することは難しいので、まずは運用タイトルから入ってもらっています。ノウハウを引き継いだ人達でも制作できる形が確立されています。

インタビュアー:それはいいですね。カヤックさんに入社された当初と比べて、ご自身もゲームを好きになりましたか?

はい、好きになりました。普段から勉強のためにも、沢山のソーシャルゲームを同時にプレイしています。最初は仕事なので強制的にやっている感覚もあったのですが、今は勉強も遊びも兼ねてできるので更に楽しいですね(笑)


インタビュー風景5

―ゲーム制作における「ユーザー」

インタビュアー:やはり制作は、ユーザーをかなり重要視していますか?

ゲームは、運営の想像を超える遊び方をユーザー様が見つけるものです。どれだけテストをしても、多くのユーザー様が一度に何時間もプレイする中で様々なパターンが出てくるんですよね。僕たちが思いつかないような行動をするユーザー様の意見はすごく貴重です。そういった意見にアイディアが絶対落ちているので、必ずユーザー様の声を聞くようにしています。『ぼくらの甲子園!ポケット』には、カスタマーサポート以外にアイディアを送る場所がゲーム内にあり、それを運営メンバー全員がチェックして、素早く反映できるような体制をつくっています。

インタビュアー:『ぼくらの甲子園!ポケット』を作る中で、「1番やって良かった」という点は?

『ぼくらの甲子園!ポケット』は、ユーザー様同士のコミュニティを重視しているゲームなので、友情が深まるエピソードがあるんです。ゲーム内にも「優勝エピソード」というユーザー様が甲子園で優勝するまでに、体験したエピソードを投稿できる場所があるのですが、毎回感動するエピソードが送られてきます。アップデートやイベントはすごく大変なんですけど、感動的なエピソードを聞くと頑張って良かったなと思います。


インタビュー風景6

―“偉い人”も対等に

とにかく風通しが良い会社だと思います。特に役職とかもなく、肩書きを重視していないのであまり上下関係がないです。誰でもアイディアをどんどん言っていこうというスタンスです。そしてカヤックには360度評価制度があり、全員で評価し合います。自分を評価してくれる人を選べますし、指名されれば新卒がリーダーを評価することもあります。全員で評価し合うのが文化になっているので、代表や役員にも意見を出せる文化ができているんですよ。それによって周りの人と協力したり、アイディアを出し合うといった精神が培われていきますね。なぜ360度評価を行っているかですが、「月給ランキング」というのが関係しています。給料を決める人が偉い人だと、偉い人にどう評価されるかが重要な指標になってしまいます。それでは良くないと考え、「偉い人は給料を決められず、働いている仲間の評価が月給に結びつく」という、リーダーも含めた各メンバーの評価を、全員で行うという形をとっています。この制度は半年に一度行っています。


インタビュー風景7

―徳田氏が思う未来像と、どう「面白がるか」の重要性

会社としては『面白く働く』を追求するところは変わらないです。そして、僕のミッションは、クリエイターが面白い・作りたいと思うことをどんどん作っていき、クリエイターの給料がどんどん上がる流れを作ることです。面白いものをたくさん作って、それを売れる形にして世に出して、クリエイターが幸せな世界になっていく、というのをずっとやっていきたいです。

インタビュアー:カヤックで働く上で、重要なことは?

カヤックは『面白法人』だけあって様々なことをやっているため、人事異動もあえて流動的にやっています。今までとは違う仕事を任された際、環境のせいにして落ち込むのではなく、「面白がる」ことができる人が向いていると思います。「やってやる!」というファイティングスピリットを持った人が活躍されていますね。

●Message

カヤックはチャレンジできる会社であり、風通しが良い会社なので、自分のやりたいことがある人はぜひ受けて欲しいです!スキルがなくても、受けていただければ、入社した際の具体的なイメージやキャリアの相談をさせていただきます。ですが1番はヒトを見ていて、「何をするか」より「誰とするか」を大切にしています。どれだけすごい経験があったとしても採用しないパターンもありますし、逆に全く経験は無いけどカヤックの社員と物作りが出来そうだなと思ったら採用することもあります。一緒にチャレンジしてくれる人をお待ちしています!

株式会社カヤック


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