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良いモノをつくるためには、ヒトづくりが不可欠

株式会社アウェイキング
小宮 英武氏

インタビュー風景1

―良いモノをつくるためには、ヒトづくりが不可欠

大手ゲーム会社で、プロデューサーとしてゲーム制作に携わった後、ゲームスクール「アミューズメントメディア総合学院(AMG)」での教育・就職指導の責任者/講師を経て、独立。2020年3月に「株式会社アウェイキング」を立ち上げた小宮英武さんに、これまでのキャリアや会社が目指すビジョンについて伺いました。

――小宮さんのこれまでの経歴を簡単に教えてください。

小宮:私は元々、映画監督になりたかったのもあって、大学在学中からアシスタントディレクター(AD)などのアルバイトをしていました。その後、ミュージッククリップのADを努めるようになってからがキャリアのスタートです。その後、映画の宣伝プロデューサーを任されていたんですが、当時はシネコンもなかったので、映画産業がどんどん斜陽になっていたんですよね。一方で、ゲーム業界はどんどん出来ることが増えていました。そうはいっても、まだその時はPlayStationもなく、ゲームセンターの画面で3Dのキャラクターがぎこちなく動いているような時代。ただ、これからはゲームも映像が強くなっていくと分かっていたので、ゲーム業界に転向しました。最初の会社では、PlayStationの作品で担当プロデューサーを務め、AMGに入ったのが99年です。

――AMGで教育スタッフになるきっかけは何だったのでしょうか?

小宮:最初は、企業から学生に課題を出すというタイアップ企画で、企業側としてAMGに出会いました。その縁で、AMGの学生と面接練習をする機会もあったんですが、「この子は良いものを持っているけど、このままだとそれが活かせないな」と思う若者にたくさん出会ったんです。そこから“教える”ということに興味を持って、AMGで指導をすることなりました。でも、ヒトづくりはモノづくりの100倍大変で、入ってすぐに挫折しそうになりましたね(笑)。だからこそ逆に、良いモノづくりをするためには、ヒトづくりをしっかりしないと話にならないと私自身も気づかされました。


インタビュー風景2

―20年間で身につけた“分かりやすく伝える”という能力

――AMGでは、学生にどんなことを教えていましたか?

小宮:1つ目は、ゲームプランナー学科の講師です。ユーザーが何を求めているか、それに対してコンセプトをどう作って、どう展開していくかを教えていました。2つ目は、プランナー、プログラマー、デザイナー志望の学生たちが実習で制作する作品への指導とアドバイス。3つ目は、就職指導です。当時は「こういう人が必要です」と、アニメーション・CGの業界が表立って言わない風習があったんですよ。だから、個々の会社が発表している採用の概要や情報の謎解きが必要になる。エントリーシートや企画書、ポートフォリオもチェックして、分かりにくい部分があったら何度も指摘して、納得いくまで生徒に向き合いました。学生生活は2年間なので、実社会に出て使うすべてを教えることはできません。だから、基礎の概念や考え方、能力吸収の方法を中心に教えるようにしていました。

――日々、学生たちと向き合う中で何か気づきはありましたか?

小宮:やっぱり良いものを持っている若者は大勢いるけど、足りないところに気づかせて導いてあげなきゃ、形にはならない。そういう意味で、かなり説明する能力が身につきましたね。“どういう言い方をして、どういう説明をしたら伝わるか”を考えて、学生に教えるようになりました。若い頃は物事を知らないが故に、どうしても定石やセオリーを無視して、新しいものを作りたがる傾向があります。でも、セオリーはセオリーでちゃんと意味があるんですよね。そういったことを若い子たちに教えなきゃいけないなと思います。


インタビュー風景3

―能力を発揮できていない若手クリエイターに“気づき”を与える

――今回、ご自身で会社を立ち上げるとのことですが、そのきっかけは何だったのでしょうか?

小宮:私はAMGでたくさんの教え子をゲームやアニメーションの業界に送ってきました。でも、まだまだ世界中に、もがいているクリエイター志望の方や、クリエイターになったけど、もっとステップアップしたいと思っている人たちがいる。そういう人たちを支援したいなという気持ちがあったんですよね。あとは、業界で活躍している卒業生と話していると、「そこに困っているんだ!」という思いも寄らない相談を受ける機会があるんです。そういう“抜け目”になっている問題を解決する会社を立ち上げようと思ったのがきっかけで、株式会社アウェイキングを創りました。

――社名であるAWAKINGには、どのような想いが込められているのでしょうか?

小宮:AWAKINGには本来、“めざめさせる”、“自覚させる”といった意味があります。良いものを持っているけど、能力を発揮しきれていない若手クリエイターに対して、何か“気づき”を与えたいという想いから、AWAKINGという社名をつけました。例えば、「そのゲームのどこが好きなの?」と聞いた時に、よく若い子たちは「キャラが可愛い」って言うんですよ。でもそれは、キャラ自体が可愛いというよりも、3Dのモデルやモーション、エフェクトがすべて噛み合っているから可愛いと思うんです。それを理解しないまま、「ゲームを作ってみたい」「イラストを描きたいからイラストレーターを目指します」と単純に思っているだけじゃ、業界では通用していかない。自分が生み出した作品が認められることの喜びをもっと若いクリエイターに教えてあげたいから、そこに向けてのアドバイスができたらいいなと思います。


インタビュー風景4

―世代や会社を越えて人と人とを“繋ぐ”

――AWAKINGでは、どんなことを行っていく予定なのでしょうか?

小宮:まずは、設立してすぐに4月を迎えるということで、既に新人研修をやって欲しいという依頼がきています。新人研修では、業界で必要な知識と、社会人として基本的な心構えを教える予定です。例えば、アマチュアとプロでは納期の重要度が違ってきますよね。大人との会話の仕方や、「“報連相”の報告と連絡って何が違うの?」とか、「こういうことが起きると問題になる」というような本当に基礎的なところから教えていきたいです。あとは、業界で活躍している人の会社や採用情報を様々な手法で、世界中のクリエイター予備軍に発信しようと思っています。他にも、教育の元になる人材採用のお手伝いや、企画はあるけど、業界に知り合いがいなくて困っている人に対して、業界で働いている人を紹介しようと思っています。世代や会社を越えて、人と人とを“繋ぐ”ことが一番の目的です。

――小宮さん自身は、どういう人材を育てていきたいと思っていますか?

小宮:私がお付き合いしている業界の人たちはよく、「給料をもらうための“作業”じゃなくて、人を喜ばせるため、楽しませるための“仕事”として日々の業務に向き合ってくれる人材が欲しい」と言っているんですよ。例えば、クライアントに関わる機密情報を外でペラペラ話したり、SNSに書き込んでしまったりする人っていますよね。あれは、業務=“作業”という意識があるからだと思うんです。でも本来、人を喜ばせたいという気持ちさえあれば、どう行動すべきか自ずと分かるはず。新人研修ではまず、そういった若手クリエイターたちの“心”を育んでいけたらと思っています。


インタビュー風景5

―誇りを持って、ゲームやアニメを世界に送り出せるクリエイターを育てたい

――ゲームやアニメーションの業界に対して、これからどんなインパクトや影響を与えていきたいと思っていますか?

小宮:これまで日本では、ゲームやアニメ、CGもかなり発展してきたと思います。でも、「世界で戦いたい」と言いながら、ここ数年は海外作品の方が勢いを増している印象です。特に中国は、5〜6年の間に山のように素晴らしいゲームを作ってきましたよね。やっぱりどこか、日本人として悔しいなと思うじゃないですか(笑)。日本にも世界に通用するゲームはあるし、世界と戦っているんだと誇りを持って、ゲームやアニメの業界に飛び込んでほしい。そして、海外の人に誇れる作品をつくっていける人材を育てていきたいです。私は子供の頃に『サイボーグ009』や『マジンガーZ』や『宇宙戦艦ヤマト』などを、そして高校生の時に『機動戦士ガンダム』や『うる星やつら』を観て衝撃を受けた、オタク第一世代なんですよ!そういう面白い時代を過ごしてきた者として、若いクリエイターたちに“正しい理解から発想”を伝えて行きたいなと思います。

――ご自身のキャリアビジョンについて教えてください。

小宮:AWAKINGのロゴは、教え子で漫画家・イラストレーターの蛇足せんたろうさんに「今時の子たちが可愛いと思うようなデザインにしてくれ」と依頼して作ってもらいました。「自分の仕事に誇りを持ってくださいよ」と、ロゴに三ツ星を付けてくれたので、私もやる以上は三ツ星を目指したいと思っています。AWAKINGの目標は“抜け目”に対する気づきを与えること。分かりやすい例を出すと、100円ショップでも日々の掃除が楽になる道具が売られているじゃないですか。そういうものをゲーム・アニメ業界の中でどれだけ作っていけるか。そして、“抜け目”を埋めていくことで、クリエイターが無駄な苦労で取られている時間を短縮し、より制作現場がクリエイティブになっていくことを願っています。


インタビュー風景6

―Message

まず、ゲーム・アニメ業界で働く人事の方々には、ご気軽に相談して欲しいと思っています。私は教育スタッフとして、これまで様々なゲーム会社の人事や開発の状況を見てきました。ご相談いただければ、皆様が抱える課題に対して、他社の事例などもお伝えできると思います。また、転職やステップアップを考えている方で、もがいていることや困っていることがあれば、私に連絡ください。応援することはいくらでもできますし、オススメのセミナー等も紹介できればと思っています。AWAKINGから、皆様に痒いところに手が届く仕事を提供していきます。

株式会社アウェイキング


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