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インタビュー風景メイン

デベロッパーとして多くのゲームタイトルを世に出したい

株式会社デジタルワークスエンターテインメント
須田誠氏、稲岡荘樹氏、塙昌志氏

インタビュー風景1

―ゲーム開発は丸請けと部分請けの2本柱

今回は株式会社デジタルワークスエンターテイメント(DWE)のインタビューをお届けします。同会社のCG部門ディレクターの須田誠さん、ゲームディレクターを務める稲岡荘樹さん、プログラム部門責任者の塙昌志さんにお話を伺いました。

――これまでの経歴と現在のお仕事について教えてください。

稲岡:私はCGデザイナーとして弊社に入社後、アートディレクターとしてデザイナーの管理を任されていました。その後、あるクライアントから複数の受注をいただいたことがきっかけでゲーム開発全体の責任者に抜擢され、意外にもその仕事が自分に合っていたので、そこから10年程ゲームディレクターを務めさせていただいています。

――DWEではどのようなゲームづくりを行なっているのでしょうか?

稲岡:弊社はクライアントからゲームのデバック以外、すべて開発をお願いされるパターンと、例えばデザインやCGなどリソースの部分請けを担当するパターンがあります。カラーを持たず、コンシューマーに限らず、スマホアプリのゲーム開発も行ってきました。種類もアクションゲームやパズルゲームなど多岐にわたりますが、設立当初からRPGを開発してきたので、そこを期待されることはありますね。

――チームはどのように編成されていますか?

稲岡:基本的に、チームビルディングは案件毎に行います。同じ人ばかりでチームを組むことはなく、プロジェクトが終われば解散します。職種によってフロアは分かれていますが、大規模な案件の場合は部署間の交流も必要になってくるので、プランナーやプログラマーも同じ場所に集まって開発を行っています。


インタビュー風景2

―クライアントから指名を受ける、大規模な海外の開発部隊

――須田さんの経歴と、現在のお仕事について教えてください。

須田:以前は飲食業に従事していたのですが、元々映像やゲーム業界に興味があったので、専門学校に通ってCGの勉強を始めました。卒業後に私が入社した頃の弊社は、株式会社になる前で社員も10名程。事業内容もゲーム開発ではなく、テレビ番組で流れるCG映像を中心に作成していましたね。株式に上場してからはゲーム開発の依頼をいただけるようになり、徐々に信頼を獲得していきました。

――設立当初から現在までの変化を見てこられたんですね。

須田:テクノロジーの変化はありますが、会社自体のスタンスは大きく変わっていないと思います。丸請けと部分請けの2本柱も設立当初から変わっていません。ただ海外にも大規模な開発部隊できたり、そこでの品質も向上してリピーターが増えたり、そういった変化はありましたね。海外採用も積極的に行っていて、ここ最近はスペイン・イタリア・中国・韓国・アメリカ出身の方に入社していただきました。

――CG部門は更に2Dと3Dの部門に分かれているとのことですが、デザイナーも各部門に配置されているのでしょうか?

須田:基本は分けて配置しています。ただ、入社当時とは違う職種に自分の適性を感じて部署移動する人もいるんですよね。それは本人が手を挙げることもあれば、周りから推薦されることもある。ジェネラリストとして複数の部署に関わりを持っているスタッフもいますし、スタッフのやりたいことは尊重しています。


インタビュー風景3

―プログラマが先頭に立つ開発スタイル

――これまでの経歴と現在のお仕事について教えてください。

塙:専門学校を卒業後、弊社には約14年前に入社しました。当時はガラケーのプログラムを月に1本運用。DSタイトルでプログラマーのディレクションを担当し、そこからはメインプログラマーとしてコンシューマーゲームをメインに開発。その後は複数の案件を担当しつつ、管理の仕事を任されるようになり、現在はプログラマーの管理とプログラム単体のディレクションを行っています。

――御社で行うプログラミングにはどのような特徴がありますか?

塙:大前提として、弊社に入社してきたプログラマーはシステム開発ではなく、ゲーム開発に携わることになります。ゲームの種類によって使用する言語やシステムが違い、常に勉強が必要になりますね。ただ経験を繰り返せば慣れていきますし、プログラマーとしての成長はその分早いと思います。

――プログラマーの方はどのような開発環境でお仕事をしているのでしょうか?

塙:プログラマーは基本的にまとまって作業を行っています。黙々と作業しているというより、実はプログラマーのいるフロアが一番賑やかなんですよ。何気ないことを喋ったり、作業を指摘し合ったりと、活性化した開発現場です。

稲岡:うちは喋るタイプのプログラマーが多い(笑)会社によって違うと思いますが、弊社は割とプログラマーが先頭に立つ開発スタイルなんですよ。やはりゲーム好きなプログラマーが多くこだわりを持っているので、積極的に意見を出してくれます。


インタビュー風景4

―“ゲーム業界の駆け込み寺”のような存在

――大手企業とタッグを組む貴社だからこそ、感じられるやりがいも多いのではないでしょうか。

稲岡:もちろん大手企業から大規模なプロジェクトを任せていただけるのはすごくありがたいことだと思っています。ただ我々は小さな規模のタイトルにも全力で対応していますし、プロジェクトの規模によって作業のテンションが変わることはないですね。

――大変なことは数え切れないくらいあると思いますが、一番苦労する点はどこでしょうか?

稲岡:自惚れ半分でいうと、弊社はゲーム業界で駆け込み寺になっているところがあって(笑)期間と物量が厳しい依頼も時にはあるんですよね。ただその場合、クライアントの方も困っているので、苦労することは分かった上で受註することもあります。

――その分、クライアントさんから感謝されることも多いと思います。

稲岡:あとから「実は本当に困っていたんです」と言われることもあるので、その時は頑張って良かったなと思いますね。会社としても、予算や期間の問題で頓挫しかけている企画があれば、積極的に協力したいと思っています。長い間ゲーム業界にいると、面白そうな企画でも何らかの理由でリリースされなかった作品も目にするんですよ。1本でも多くのタイトルを世に出したいし、それが誰かの心を掴んだら、デベロッパーとして存在している価値があると思っています。


インタビュー風景5

―スタッフ同士の垣根を外すために、定期的にイベントを開催

――弊社ではメンバー同士の交流はありますか?

稲岡:社内イベントを定期的にやっていまして、例えばコスプレイベントや花見、ゲーム大会を行っています。開発案件だと部署を横断したディスカッションが必要になってくるので、違う部署に知っている人が多いと仕事もしやすいじゃないですか。だから、仕事の間柄にある垣根を外すため、イベントは意図的に開催しています。

塙:コスプレイベントも盛り上がるし、週末はみんな夜な夜なスマブラで遊んでいますよ(笑)。2D部門のリーダーや営業のスタッフも混ざって楽しんでいます。

稲岡:タイムカードを押した後に、会社の機材を使って自分の作品をつくるスタッフも中にはいます。あとは渋谷区の卓球大会に会社のチームで出場したり。シャイなスタッフも多いので、心の障壁を外すために頑張っています。

――仕事上でもメンバー同士の関わりは多いのでしょうか。

稲岡:弊社は現場の人間に裁量を与えるので、入社して1年程のスタッフ同士が話し合って案件をこなす例もあります。例えば、新人のプログラマーとデザイナーに小規模案件をお願いして、一緒にディスカッションして形にしてもらうこともありますよ。

須田:会社としてもボトムアップ式でやっていきたいと思っていますので、お花見などのイベントでも運営を色々な部署の新人にお任せして、絆を深めてもらっています。


インタビュー風景6

―職種毎の技術だけではなく、仕事の遂行能力が必要

――御社が求めているクリエイターの人物像や能力を教えてください。

稲岡:前提として、ゲーム好きな人は弊社に馴染めると思いますね。ゲームばかりつくっている会社なので、例えばCGデザイナーにはなりたいけど、つくるのはゲームじゃなくてもいいと思っている人は周りの熱量に萎縮するかもしれないですね。

須田:ゲーム以外にも色々なことに興味を持ってほしい!例えば「サテン生地のデザインで」と依頼されても、洋服に興味があれば感覚的に分かるじゃないですか。ゲーム以外にも知識の引き出しが多いと、後々役立つと思います。あと、全く違う業界で働いている人でも、ゲーム好きなら大歓迎ですが、与えられた仕事をやり遂げる責任感は必要ですね。失敗してもいいから、どうやったら成長できるかを自分自身で考えられる人に入社してほしいです。

塙:責任感にも通ずることですが、プログラマーも技術はもちろんのこと、他はサラリーマンと一緒で仕事の遂行能力が必要になってくるんですよね。例えばプログラマーは講演会に出ることもありますが、その時には資料を作る能力がいる。だから、社会人として基本的な知識は持っていてほしいですね。


インタビュー風景7

―Message

稲岡:弊社は海外に大きな開発部隊を持っていることもあり、大手ゲーム会社から裁量の大きい仕事を任せていただける会社です。うちだからこそ携われる企画もあるし、それによって良い作品が生まれる瞬間を見ることができます。それをぜひ、一緒に体験しましょう。

須田:新人の皆さんは入社してからすぐ側で大規模なプロジェクトを目にし、スキルが上がれば同じように大きな案件に携われるようになります。だからこそ、自分が好きなゲームに関われるチャンスもありますよ。

塙:ゲーム開発を行う上で、プログラマーはアーティストの方と深く関わります。そのシナジー効果で良い作品が日々生まれるのだと思っています。大変なこと以上にやりがいもあるので、弊社のゲームづくりを一度でも体験してみてください。

最後に、現在DWEでは、営業職も募集中です。業界経験がなくても、弊社では一から新人教育を行いますのでご安心ください。コミュニケーション能力に自身があり、ゲーム好きな方の応募をお待ちしております!

株式会社デジタルワークスエンターテインメント


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