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2026.06.23業界情報

不穏ライフシム『ほの暮しの庭』コンセプトは「因習村で暮らそう!」で、すでに不穏。開発者は「8割生活シム」「“ちょっと変な”田舎暮らしなだけ」とアピール

※こちらはAUTOMATON様によるインタビュー記事を転載させていただいたものとなります

日本一ソフトウェアは7月30日、『ほの暮しの庭』をリリース予定だ。対応プラットフォームはNintendo Switch/Nintendo Switch 2/PS5/PC(Windows/Steam)。

『ほの暮らしの庭』は、『夜廻』シリーズのスタッフによる、人里離れた集落で過ごす生活シミュレーションゲームだ。本作の舞台となる彼ヶ津(かがつ)村は、四季折々の姿を見せる山奥の小さな村。本作の主人公は、そんな彼ヶ津村で新たな暮らしを始めることになる。広大な庭で野菜を育てたり、畜産に励んだり、狩猟や釣りに興じたりなど、ほのぼのとした田舎暮らしを繰り広げるのだ。



一方で、本作には2025年7月の発表時点から、不穏な要素が散見される。たとえばメインPV内では、夜の村にお化けらしき存在が登場。さらに、今年4月には公式Xより「犬と猫は死にません!」というポストが投稿された。同ポストは本稿執筆時点で2.2万件以上のリポストと約5万件のいいねを獲得し、さまざまな憶測を読んでいる。公式では生活シミュレーションと謳われているものの、ホラーゲーム『夜廻』シリーズのスタッフが携わっている点もあり、何らかのホラー要素が期待されているのだ。

『ほの暮しの庭』公式Xの投稿

このたび弊誌は、日本一ソフトウェアにて本作の企画・ゲームデザインを手がけた溝上侑氏と、開発責任者を務める勝又美桜氏にインタビューを実施。本作のユニークなコンセプトや不穏な田舎暮らしへのこだわり、さらには先述したポストの真意などについて伺った。


写真左が勝又美桜氏、写真右が溝上侑氏


――『ほの暮しの庭』は生活シミュレーションゲームでありながら、作中の不穏な要素が大きな注目を集めています。そうしたホラー的な側面は、本作の中でどのような位置づけなのですか。

勝又美桜氏(以下、勝又氏):
プレイ時間の配分でいうと、本作は8割ほどが農場シミュレーションになっています。「ホラー」というと怖さが際立ってしまうと思うんですが、どちらかというと意識しているのは彼ヶ津村や物語の「不穏さ」です。たまたま通りかかったときに村人たちの会話が聞こえてきて、「あれってどういうことなんだろう?」「今の話は聞いてよかったのかな?」と感じさせられるような不穏さが、本作では重要な要素になっていると考えています。

溝上侑氏(以下、溝上氏):
「ホラー」と一口に言っても、いろんな作品がありますからね。本作には、血が噴き出したり、ジャンプスケアで急に驚かせたり、といったタイプのホラーとはまた違った怖さがあります。どちらかというと、人間の怖さや秘密にされていることへの恐怖といった要素が中心ですので、そうした部分にはご期待いただければと思います。



――本作には真夜中の村を探索するパートが存在しますが、その点は『夜廻』シリーズとも通じるところがあります。これまでのホラーゲームと比べたとき、本作の「夜」にはどのような違いがあるのでしょうか。

勝又氏:
深夜の探索パートについては、割と『夜廻』シリーズに近い手触りというか、シリーズファンの方々が馴染みやすいかたちで作ってあります。ただ、本作で大きく異なるのは、村に現れるお化けが毎晩変わるということです。同じマップでも、その日によってまったく違うお化けが出てきます。そこは本作ならではの特徴ですね。

溝上氏:
ゲーム全体を通して、メリハリをつけるということは意識しています。本作は農場シミュレーションの部分と、『夜廻』のような探索パートで成り立っていますが、プレイヤーの方がほのぼのとスローライフを送っていると、ふとしたタイミングに「あっ……これはただの農場シムじゃなくて、『ほの暮しの庭』だったな」と思い出すようなイベントが、ちょくちょく差し込まれるようになっているんです。この「緊張と緩和」というか、ちょっと気を抜いたタイミングでピリついた空気感が割り込んでくるような構成を、絶妙なバランスでまとめ上げられたところが、本作の特徴かなと思っています。



――本作には、怖いことが起きないという「あんしん暮しモード」が用意されています。ホラー要素に触れず、このモードだけで本作を遊びたいというプレイヤー層も想定されていますか。

勝又氏:
そうですね。「あんしん暮しモード」は、本作の農場シミュレーション部分を、自分のペースで心ゆくまで楽しめる仕様になっています。ですので、「ひたすら農業に没頭したい」「レイアウトをとことん凝りたい」というプレイヤーの方であれば、このモードで本作を遊んでいただくのも大いにアリだと思います。

溝上氏:
本作は農場シミュレーションとしての部分だけでも、ほかの同ジャンル作品と遜色ないくらいのボリュームを備えていると思っています。なので、「あんしん暮しモード」だけでも、おそらく100時間ほどは十分に遊んでいただけるのではないでしょうか・・・

続きはこちら『AUTOMATON』 国内外を問わず、さまざまなゲームの情報を発信するWEBメディア
https://automaton-media.com/articles/interviewsjp/honogura-20260615-449760/

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