デベロッパーのPoncleは先週イギリスにて開催されたイベント「London Game Festival」にて、スタジオとしての今後の展望を語った。その中で、日本にスタジオを設立する予定であることなどを明らかにした。海外メディアThe Game Businessが4月22日に報じている。
Poncleは、人気作『Vampires Survivors』の開発元として知られるイギリスのスタジオだ。同作は2021年12月にSteam向けに早期アクセス配信され、2022年10月に正式リリース。その後はコンソールやモバイル向けにも展開されてきた。
Poncleの最高戦略責任者Matteo Sapio氏は、4月13日〜19日にイギリスで開催されたイベント「London Game Festival」のステージに登壇し、海外メディアThe Game Businessとのインタビューに臨んだ。その中では、まずは『Vampires Survivors』が生まれた経緯などが語られた。現時点で同作は、2700万人以上にプレイされているという。なお、同作はサブスクリプションサービスXbox Game Pass向けにも提供されているため、この数字は売上本数ではないと思われる。
そしてインタビューは、同スタジオの今後の展望についての話題に。Sapio氏によると、『Vampires Survivors』などの成功を受けて、日本とイタリアに新スタジオを設立し拠点を拡大する計画だという。日本については、Poncleとの協業を望む地元企業が存在し、日本人は日本の企業と、日本語で、日本式の契約書を使って取引することを好むとして、日本でのスタジオ設立を目指す背景を語った。
日本やイタリアのスタジオは、従業員5〜15人程度の規模となる見込み。インディー精神を保つためとして、1人のデザイナーと複数のプロデューサーを抱える、機敏かつ柔軟なチームにしたいとSapio氏は述べている。日本のスタジオに関しては、すでに有望な地元の人材を見つけているそうで、独自の視点と創造性があると評価。また、日本のIPとコラボできる可能性も出てきたとし、日本に拠点を設けることが効率的だと判断したそうだ。
『Vampire Crawlers』
インタビューでは、Poncleの経営戦略として3つのタイプのゲームを手がけていることも説明された。ひとつは、『Vampires Survivors』という人気IPを使ったゲームだ。同スタジオはちょうど先日4月21日に、Nosebleed Interactiveと共同開発したデッキ構築型ローグライクゲーム『Vampire Crawlers』をリリースしており(
関連記事)、こうしたスピンオフ作品のことを指している。
2つ目は新規IPタイトルで、同スタジオは現在2つのオリジナルタイトルを開発中だという。そして3つ目は、他社IPを使ったサバイバー系ゲームである。そうしたゲームについての引き合いが多数あるそうで、先日には「Warhammer」シリーズの世界観を採用した『Warhammer Survivors』が発表されたばかりだ。同作のように外部スタジオに開発を任せることもあれば、Poncle自ら手がけることもあるとのこと。
『Warhammer Survivors』
このほか、Poncleはponcle presentsというパブリッシングレーベルを設立し、これまでにアクションゲーム『Berserk or Die』と、ターン制のローグライクゲーム『Kill the Brickman』をリリースしているが、こうしたパブリッシャーとしての活動は一旦停止することも明らかにされた。ユニークなゲームを世に出す手助けをしたいとして始めたものの、作品に対し適切なサポートを提供できなかったことが理由とのこと。Sapio氏は、将来的には体制を整えて活動を再開させたいと述べた。
またインタビューの中では、Poncleは現在「15のプロジェクト」に取り組んでいることも明らかに。この点について、当初「15本の新作ゲーム」として誤解して伝わり、同スタジオはSNSなどで訂正。新作ゲームだけでなく、DLCやアップデートも含めて、15のプロジェクトが動いているということだそうだ。以下ポストの返信欄では「15本の新作ゲーム」を巡り、同スタジオとファンとの大喜利のようなやり取りが交わされている・・・
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