AIQVE ONEがサービス運営をおこなっているSNS監視・分析ツール「Oreo(オレオ)」。同ツールはいわゆるエゴサ自動化ツールだ。設定されたキーワードに反応して、X(旧Twitter)などSNS上の投稿を自動で収集する。有料プランのほか無料プランも用意されており、アカウント登録をすませればすぐに利用を開始することが可能である。
Oreo公式サイト:
https://www.aiqveone.co.jp/test/oreo/
無料スタート:
https://oreo.aiqveone.biz/auth/signup
資料ダウンロード:
https://lp.aiqveone.com/-oreo-contact
もともとゲーム業界向けに開発されたOreoは、SNSで報告されるバグの検知などを目的に、ゲーム会社を中心に利用されてきた。XのほかSteamの投稿に対応しているところも、Oreoがゲーム業界に特化したツールであることを反映している。ところが今回、株式会社Live2Dが同ツールを導入し、特定の業務の負担を大きく軽減する成果をあげているという。
Live2Dはゲーム業界でも広く使われているソフトウェアを開発しているが、Live2D自体はゲーム会社ではない。そんなLive2Dが、果たしてどのようにOreoを活用しているのか。今回弊誌はLive2DとAIQVE ONE双方の担当者を交えてインタビューを実施。Live2DにおけるOreo導入前後の業務の変化や具体的な使用方法、拡大を続けるOreoのサービスなどについて話を訊いた。
Live2Dはユーザーの声を集めている
――自己紹介をお願いします。
和田氏:
Live2Dの和田貴史です。Live2D Cubism SDK チームの開発と技術営業を務めています。Live2Dは一枚の原画から2Dによる立体表現を実現する技術です。それを実現するソフトウェアとしてLive2D Cubism Editorという製品があり、ほかにもさまざまな関連サービスを展開しています。私たちは理念として「クリエイターが描きたい通りに描き、動かしたい通りに動かす」というものを目指して、日々精進しております。
田中氏:
Live2D Cubism SDKチーム、プログラマーの田中颯馬と申します。Live2D Cubism SDKは、Cubism Editorで作成したモデルを組み込むための開発者向けツールキットです。用途に合わせて複数の製品が存在しており、私はCubism SDKの中でもUnityに特化したSDK for Unityや、MotionSync Plugin(※)の開発担当をしています。またあわせて、ユーザーさんからの声の収集というところも担当しています。
※ MotionSync Plugin…Live2DモデルがCubism SDK上で音声に合わせたリアルな口の動きを表現するためのプラグイン製品
――お二人とも開発もするし、ユーザーの声も聞く立ち位置だと。
和田氏:
そうですね。我々は一応開発ではあるんですけども、その中でも、SNSを活用して情報発信していく取り組みもしています。開発もしますが・・・
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