ニュース&トピックス

  1. トップページ
  2. ニュース&トピックス一覧

NEWS DETAIL
ニュース詳細

2025.05.23業界情報

ベテランゲーム開発者が「ディレクター・プロデューサーとしての心得のコツ」を共有。基本的だけど大事なステップ

あるベテラン開発者が、ディレクターやプロデューサーとしてのさまざまな知見をBlueskyにて共有。開発者間で注目を集めている。

今回自身の経験からさまざまなアドバイスを綴っているのはSteven ter Heide氏。元Guerrilla Gamesで『KILLZONE』シリーズなどにプロデューサーやディレクターとして携わったベテラン開発者だ。現在はWild Sheep Studioにてクリエイティブディレクターを務めている。

そんなSteven氏はBlueskyにて、20枚にわたる画像に自身の経験に基づくさまざまな心得をテーマごとにまとめ、共有している。主に同氏が携わってきた、ディレクションとプロダクションにまつわる知見がまとめられているようだ。本稿ではその一部を紹介していこう。

たとえばSteven氏は、プロジェクト開始前の心得について紹介。不確実性が多すぎるとプロジェクトを進めづらくリスクも増すため、すでにあるものを活用することが効果的だという。コード・アート・アニメーション・デザインなどを再利用あるいは転用できるかどうか、そしてチームが過去に得た知見や学びをどう活かすかといった観点で検討することも重要だという。


そうしてプロジェクトを発足させる際には計画が必要となる。ただSteven氏は、各アドバイスの中で一貫してゲーム開発における計画の不確実性を説いている。ゲーム開発においては、いくら経験があっても各マイルストーンに到達する時期を一貫して正確に予測するのはほぼ不可能だという。

そのためスケジュールを守る必要があるプロジェクトでは、タスクごとに制限時間を決める「タイムボクシング」が有効とのこと。特にゲーム開発では、明確に目標(解決策ではなく課題そのもの)と品質基準を定義し、全体のスケジュールを踏まえた適切な期間を決めて、取り組んでいくのが有効だという。そして期間内の成果をそのまま“受け入れて”、次の工程にできなかったことを持ち越さないようにするのも重要だそうだ。


Steven氏は、タイムボクシングによってチームの集中力を高め、意思決定を促し、創造性を引き出せると説明。またタイムボクシングを用いる際には、計画と報告に注力するプロダクトマネージャーではなく・・・

続きはこちら『AUTOMATON』 国内外を問わず、さまざまなゲームの情報を発信するWEBメディア
https://automaton-media.com/articles/newsjp/game-dev-20250514-338937/

ニュース写真

ニュース一覧に戻る

みんなにシェアしよう

クリップボードにURLをコピーしました