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2025.03.11業界情報

国内ゲーマーは1年にどれくらいゲームを買うのか?購入の決め手は?

株式会社HIKEは1月22日、無料オンラインセミナー「サルガクチョウサ発表会」を開催した。本セミナーでは、猿楽庁によって2024年に実施された「モバイルゲーム市場における課金にまつわるユーザー調査」および「コンシューマゲーム市場におけるプレイ状況及びプレイ環境にまつわるユーザー調査」の結果に関する解説が行われた。このうち本稿では「コンシューマゲーム市場におけるプレイ状況及びプレイ環境にまつわるユーザー調査」について紹介していく。

株式会社HIKEは、アニメやゲーム、音楽などの事業を手がける企業だ。HIKEに属する猿楽庁は、エンターテインメントコンテンツのチューニングや検証事業を担う職人集団である。長官・小島尚也氏と匠・多田功一氏のもと、ゲームのモニタリングやバランス調整、プレイテストなどを行なうことでユーザーの満足度向上を図っている。近年では、『エルデンリング』や『呪術廻戦 ファントムパレード』などといった作品の制作のサポートに携わってきた。

そんな猿楽庁が独自に調査・分析をしているゲーム市場レポートが、「サルガクチョウサ」である。この調査は、ゲーム市場について消費者視点、開発者視点、そして長きにわたってゲームの動向を追っている猿楽庁ならではの視点をもって行われている点が特徴だ。前回のモバイル編に引き続き、今回は後編としてコンシューマーゲームに関するアンケート調査の結果を取り扱う。

調査対象となったのは、直近1年間に家庭用ゲーム機またはパソコンにおいて、コンシューマーゲームおよびサブスクリプションでゲームを1本以上入手したことがある全国の10代から60代の男女1000人だ。また、1年間あたりのゲーム購入、あるいはサブスクリプションに使う金額が年間1万円以下をライト層、1万円以上5万円以下をミドル層、5万円以上をコア層として分け、アンケート結果の分析を行った。回答者のうち各層の割合は、ライト層が54%と過半を占め、次いでミドル層が36%、コア層が10%であった。



ユーザーがゲームを遊ぶのに好んで用いるハードは、前年と同様に全ての層でNintendo Switchが最多回答となった。割合としては、ライト層で約41%、ミドル層で約33%、コア層で約24%のプレイヤーがNintendo Switchを選択している。リリースから4年が経つPlayStation 5の普及も進んでいる一方で、特にライト層やミドル層ではPlayStation 4が根強い支持を集めているようだ。他方、それぞれの層でPC(Windows)の回答が増加傾向にあることにも注目したい。近年では世界的にPCゲーム業界が著しい成長を見せており(関連記事)、日本においても例に漏れず人気を伸ばしているようだ。



直近1年間でコンシューマーゲームを購入、またはサブスクリプションで入手した本数のグラフを見ると、ライト層とミドル層では1〜6本までの回答が多く、コア層では7〜20本の回答が多くを占めている。しかしミドル層では7本以上、コア層でも21本以上という回答の割合が前年と比べやや増加している。つまり・・・

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