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2025.02.18業界情報

コーエーテクモホールディングス、新社長兼CEOに鯉沼久史氏が就任へ

コーエーテクモホールディングスは2月10日、同社の体制を変更し、今年6月より従来の代表取締役社長に代わる役職として、新たに代表取締役社長執行役員CEOを設けることを発表。同月には、これまで同社の社長を務めてきた襟川陽一氏が代表取締役会長に就任し、新たな社長執行役員CEOには現・代表取締役副社長である鯉沼久史氏が就任する見込みだ。

コーエーテクモホールディングスは、2009年4月に当時のコーエー(光栄)とテクモが経営統合をおこなって誕生した企業だ。代表取締役社長は、コーエーの創業者であり社長および会長を歴任していた、襟川陽一氏が務めてきた。同氏はシブサワ・コウのペンネームでも知られ、『信長の野望』シリーズをはじめとする歴史ゲームにプロデューサーとしても携わってきた人物だ。

今回、コーエーテクモホールディングスを約16年にわたって社長として率いてきた襟川陽一氏が、会長に就任予定であることが発表。あわせて社長に代わる役職として、新たに社長執行役員CEOが設けられ、現在副社長を務めている鯉沼久史氏が就任予定であると明かされた

鯉沼氏といえば、プログラマーとしてコーエーに入社。『三國無双』『戦国無双』シリーズのほか、『ガンダム無双』シリーズや『ゼルダ無双』シリーズといったコラボレーション作品のプロデューサーなどを担当してきた人物だ。2000年発売の『決戦』をはじめとして、襟川陽一氏と長らくゲーム開発を共にしてきたという。近年ではエグゼクティブプロデューサーとして『Rise of the Ronin』などの開発を統括してきた。


『Rise of the Ronin』

鯉沼氏は2015年よりコーエーテクモゲームスの代表取締役社長を務め、2018年にはコーエーテクモホールディングスの代表取締役副社長に就任。2020年4月に代表取締役副社長から取締役副社長に異動となったものの、翌2021年4月に代表取締役副社長に再就任していた。

今回同氏は新たにコーエーテクモホールディングスを率いる、社長執行役員CEOの役職に抜擢された格好だ。就任の挨拶において鯉沼氏は、コーエーテクモグループの精神である「創造と貢献」を胸に、陣頭に立って業務の指揮を執っていくといった意気込みを明かしている。

なお新体制においては経営の監督機能の強化を目的として、新たに1名の社外取締役と、1名の社外監査役が選任予定。これによりコーエーテクモホールディングスの取締役会は、業務執行を担う「社長執行役員CEO」と、経営の監督を担う社内・社外の非業務執行取締役を中心とする構成になるとのこと。取締役会の構成を見直すことで経営の監督と執行の分離を推進し、コーポレート・ガバナンスの更なる強化を図るそうだ。

また今回の新体制については、これまで段階的に取り組んできた次世代経営層への移行を進め、更なる成長性と収益性をもたらす狙いもあるという。襟川陽一氏は会長就任の挨拶において・・・

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