日本一ソフトウェアは12月10日、同社が開発・製造・販売・配信しているゲームソフトを対象とした「プレイ動画・生放送の公開に関するガイドライン」を更新したと発表した。YouTubeなどのSNSや動画投稿サイトが提供する収益化システムを利用する場合に限り、収益化が可能になったことが主な変更点となる。
同社の従来のガイドラインでは、商用・営利目的での静止画・動画などの利用が禁じられ、YouTubeなどの動画投稿サイトが正式に提供するパートナー機能を使った収益化も、原則的に営利目的とみなし禁止されていた。今回、この方針が転換された格好だ。
日本一ソフトウェアの動画投稿・配信ガイドラインは、先述したように比較的厳しめであることで知られていた。ただ、今年2月に発売されたシミュレーションRPG『BAR ステラアビス』向けの個別ガイドラインでは、動画共有サイトが提供する収益化システムの利用について許可された。また、後述する動画の作成・編集などにおける制限も緩和。そんな流れを経て、YouTubeなどのSNSや動画投稿サイトが提供する収益化システムを利用する場合に限って、今回収益化が全面的に解禁された。
加えて、ゲーム機本体以外で動画を編集して、動画共有サイトに投稿することも可能になった。従来のガイドラインでは、プレイ動画を動画共有サイトに投稿する場合は、ゲーム機単体の機能(PS5のシェア機能など)を用いて録画・編集・配信をおこなうこととされていたが、この規定が更新されたかたち。これまでは、たとえばNintendo Switch向けゲームをPCで録画・編集して投稿するようなことは認められなかったため、より配信しやすいガイドラインに改定されたといえそうだ。ガイドラインの詳細は
公式サイトを確認してほしい。
なお今回の発表にあわせて、Nintendo Switch/PS5/PS4/PC(Steam)向けRPG『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』の体験版が配信開始。これを記念したリポストキャンペーンが・・・
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