昨年2023年12月にリリースされた「ANA GranWhale」。ソフトウェアやメタバースを手がけているAIQVE ONEが開発を担当し、航空会社ANAグループとJP GAMESが共同で立ち上げたANA NEOが運営をおこなう、スマートフォン向けバーチャル旅行プラットフォームだ。
アプリ 内で獲得可能なアイテム「グランチップ」を集めると、ANAのマイルに交換できリアルな旅行でも活用できるという特典があるなど、旅行好き注目のアプリだがバーチャル旅行とはいったいどういうことなのか。今回は東京ゲームショウ2024で両社が共同出展をしていたブースに直撃し、担当者に開発経緯や今後の展望について伺った。
バーチャル旅行プラットフォームとは
――自己紹介をお願いします。
松井 貴哉(以下、松井)氏:
松井です。AIQVE ONEの営業企画本部本部長をしております。
小島真理(以下、小島)氏:
ANA NEOの小島です。よろしくお願いいたします。
――東京ゲームショウ2024ではAIQVE ONEとANA NEOが、バーチャルトラベルプラットフォーム「ANA GranWhale」の展示という形で、ブースを共同出展されていますが経緯を教えてください。
松井氏:
AIQVE ONEは「エンタメソリューション開発」ということで、メタバースやアプリを手がけている一環で、毎年東京ゲームショウに出展しているんです。今回の「ANA GranWhale」もアプリ開発を担当しており、テストだけでなく開発事業も行っていることをアピールしていかなくてはならないと感じ、弊社側からANAさんに猛プッシュをして共同出展させていただきました。
従来ですとビジネスソリューションコーナーとして、テストサービスの展示をしていたのですが、開発したアプリに関する展示は今年がはじめてなので、いろいろと大変ではありますが、その分AIQVE ONEという名前を売れるいい機会かなと思っています。
――航空会社であるANAさんが、ゲーム関係のイベントに出展することはあまりないですよね?
小島氏:
おそらくANA創立以来はじめてだと思います。展示している「ANA GranWhale」は、現在は基本的にANAマイレージ会員のお客様中心にお楽しみいただいてるんですが、それだけではなくゲームの世界に親しんでいらっしゃる皆様に、私たちのアプリを知っていただきたいということで、今回AIQVE ONEさんと共同出展させていただきました。
――そういった経緯が……そもそも「ANA GranWhale」がどういうアプリなのかを教えてください。
小島氏:
「ANA GranWhale」は、ANAグループが提供するバーチャル旅行ができるスマートフォン向けアプリです。現在国内外の70カ所以上におよぶデスティネーション(旅 先)が実装されており、自分のアバターを作ってバーチャル空間上で旅を楽しめます。ユニークなポイントとしては・・・
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