ニュース&トピックス

  1. トップページ
  2. ニュース&トピックス一覧

NEWS DETAIL
ニュース詳細

2024.10.15業界情報

「ソニック」基本プレイ無料バトロワレース『ソニックランブル』開発者合同インタビュー

『Sonic Rumble(ソニックランブル)』は対戦型パーティーアクションだ。iOS/Android/PC向け今冬配信される予定で、基本プレイは無料。本作は障害物レースやリング集め競争などのモードが最大32人まで同時に遊ぶことができる。ソニックシリーズから多くのプレイアブルキャラクターが参戦するほか、2Dと3Dのステージがあるなど、ソニックらしさを詰め込んだお祭りのようなゲーム内容となっている。

TGS2024にて『Sonic Rumble』のゲームディレクターを務める田勢誠氏と、ソニックシリーズプロデューサーの飯塚隆氏のお二人と他社との合同インタビューをする機会に恵まれた。そこで『Sonic Rumble』について、さまざまな角度から話を訊いた。

『Sonic Rumble』セカンドトレーラー


みんなで遊べるソニック

──『Sonic Rumble』はどういった経緯で企画が立ち上がったのでしょうか。

飯塚 隆(以下、飯塚)氏:
ソニックのブランド自体が、マルチプレイとして弱かったんですよね。ソニックはストイックに1人で遊ぶゲームが多かった。ですので、モバイルに進出する時には、みんなで楽しくソニックファン同士が交流できるような、 パーティーゲームスタイルのタイトルが欲しいという話になりました。

セガはモバイルの優れた開発チームがいながら、今まで一度もソニックタイトルはやったことなかったんです。なので、まずはソニックチームとうちのセガモバイルの開発チームでがっつり組んで、ソニックのモバイルタイトルを作ろうというところからプロジェクトが始まりました。その時に、どういうジャンルのどういうゲームがいいかアイデアを出し合っていって、その中から「マルチで楽しむ」という今作のコンセプトを選択してもらいました。

『Sonic Rumble』ではキャラクターがすごくデフォルメされて、丸く可愛くなってるじゃないですか。 今まで通りホーミングアタックもありますし、当然走ったりもするんですけど、ソニックのゲーム自体がデフォルメしてミニチュア化した感じなんですよね。おもちゃの世界のデフォルメ具合とか、ステージがどうすればソニックらしくなるのかって具合とかも、最初は頻繁にやり取りをしました。ソニックらしいハイスピードな感じで、いい塩梅を何回も見つけながら、何回もステージ作って壊してを繰り返して。 これでもない、もうちょっと速くしないとソニックらしくないとか、“ランブル感”はどうすれば出るかとか、そういう話し合いを続けながら今の形になった感じです。


──『Sonic Rumble』は1プレイの最大同時参加人数が32人とのことですが、32人に設定した理由を教えてください。

田勢 誠(以下、田勢)氏:
最初から10人以上参加するような、多人数のわちゃっとしたゲームにしたかったんですけど、人数が増えれば増えるほど、 1位が取りづらくもなってしまいます。逆に少ないラウンド数で勝負をつけるには、50人とかだとバランス的に都合が悪い。

まず目の前の友達と遊んでほしいという狙いがあったので、2から4人ぐらいでチームを組むことを想定しました。そして最初8チームから4チームになって、最後に2チームが決勝するみたいな形で、ちょうど決勝3ラウンドでゲームが決まります。その数のバランスがいいのが1チーム4人×8チームの32人くらいという話になりました。

今回意識してるのは、たとえば3ラウンド目に行った8人に残ればちょっと報酬が良いから3ラウンド目まで行けるように頑張ろうだとか、そういったちょっとした目標設定です。32人のうち1人しか1位にはなれないので、全員が毎回1位目指すという設計はストイックすぎるとは思うので。あとはプレイに応じて・・・

続きはこちら『AUTOMATON』 国内外を問わず、さまざまなゲームの情報を発信するWEBメディア
https://automaton-media.com/articles/interviewsjp/sonic-rumble-20241003-313059/

ニュース写真

ニュース一覧に戻る

みんなにシェアしよう