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2024.10.09業界情報

『バイオハザード』『デビルメイクライ』などを手がけた小林裕幸氏新作ゲームは「シングルプレイ」「アクションRPG」「アクションゲーム好きが開発」

株式会社GPTRACK50(ジーピー・トラック・フィフティ)は、NetEase Gamesの100%出資によるゲーム開発スタジオだ。同社は、プロデューサーとしてゲーム業界で活躍を続けてきた小林裕幸氏が代表を務め、スタジオとしての第1作となる開発を進めているという。

弊誌では、小林氏にインタビューを敢行し、GPTRACK50の近況と、未だベールに包まれている開発中の作品について話を伺った。新しいゲームを生み出そうという熱意にあふれる小林氏とスタジオの挑戦過程をお届けする。




前職を卒業し、新しいアクションRPGの開発へ

――小林様の自己紹介をお願いします。

小林裕幸(以下、小林)氏:
株式会社GPTRACK50の代表を務める小林裕幸と申します。ゲーム業界歴は、今年で30年目に入ります。1995年にカプコンにプログラマーとして入社し、たまたま運が良くPS向けにリリースした『バイオハザード』の第1作目に関わることになりました。『バイオハザード』『バイオハザード2』でプログラマーを担当し、その後『ディノクライシス』でプランナー、今で言うゲームデザイナーになりました。その後に『バイオハザード3』も少し手伝いました。

そして、『ディノクライシス2』でプロデューサーとしてデビューしました。2000年9月13日発売で、まさに今年で24周年になりますね。その後は『デビルメイクライ』シリーズや『バイオハザード』シリーズなどのプロデューサーを務めて。そして、『デビルメイクライ4』で一緒だった伊津野さんと『ドラゴンズドグマ』を立ち上げました。

『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』や『ドラゴンズドグマ オンライン』も手がけつつ、2005年にPS2向けの『戦国BASARA』を自分で立ち上げて、15年以上ゲームだけではなく、いろいろな展開を続けていました。で、27年在籍したカプコンを卒業してNetEase Gamesに参加してGPTRACK50を立ち上げたという経緯になります。



――GPTRACK50では今、何を手がけられているか改めて教えてください。小林さんはメディアミックスがお得意な印象ですが。

小林氏:
今GPTRACK50では1作目のゲームとして3DのアクションRPGを開発していて、それが形になってから、いろいろな横展開をしていこうかなと思っています。ただ、まずはゲーム開発に一生懸命集中して取り組んでいて、それでちょうど2年経つというところです。

ちなみにシングルプレイゲームです。NetEase Games傘下なので、モバイル向けやPC向けのオンラインゲームと考える方が、発表当初は多かったですね。なので・・・

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