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2024.08.05業界情報

『ボウと月夜の碧い花』開発元、新作発売直後にパブリッシャーの事業再編に巻き込まれるも、同じ状況の開発者に応援される

パブリッシャーのHumble Gamesは7月24日、従業員のレイオフ(一時解雇)を実施した。それによってHumble Gamesからパブリッシングされている『ボウと月夜の碧い花』も少なからず影響を受けている模様。しかし同じくHumble Gamesとパブリッシング契約を結ぶデベロッパーから宣伝される一幕も見られ、影響を受けた開発者間での応援がおこなわれている。

『ボウと月夜の碧い花』は探索型2Dアクションゲームだ。開発はタイのデベロッパーSquid Shock Studiosなどが手がけている。本作では妖の国という和風世界が舞台となっている。プレイヤーはキツネで「テンタイハナ」と呼ばれる存在の妖怪、ボウを操作し、世界を旅することとなる。

また日本の民話を題材にしたとされており、妖怪や、日本の伝説などをモチーフにした怪物などが登場する。そしてボウの耳飾りはさまざまな武器に変化。武器種によって攻撃や行動が変わり、それを活かして、より広い範囲を探索できるようになるのだ。

『ボウと月夜の碧い花』ローンチトレーラー

本作は今年7月18日にPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S向けにリリース。Humble GamesはPC(Steam)およびXbox Series X|S向けのセールスを担当している(Nintendo Switch版およびPS5版はマーベラスが担当)。ところがそのパブリッシングを担当しているHumble Gamesは7月24日、従業員のレイオフ(一時解雇)を実施し事業再編をおこなったと明らかにした(関連記事)。

開発元のSquid Shock Studiosもこのニュースは寝耳に水だったようだ。リリース直後ということもあり、コミュニティからは本作の今後サポートやアップデートなどが不安視される状況にあった。そんな中Squid Shock Studiosが7月25日に発表した声明によれば、コンソール向けへのアップデートは遅れが生じる可能性があるとしつつも、今後も開発は継続していくとした。



リリース直後からパブリッシャーの事業再編に巻き込まれるかたちとなった『ボウと月夜の碧い花』およびSquid Shock Studios。しかしながら、そうした大変な状況にある本作と開発元を応援する動きも見られる。

X上でSquid Shock Studiosを応援する声明を寄せたのは・・・

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