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2024.07.01業界情報

マイクロソフト幹部、Tango Gameworksの閉鎖について「将来の状況を見据えた判断」とコメント

Tango Gameworksの閉鎖理由について、Xbox Game Studiosの責任者であるMatt Booty氏が海外メディアのインタビューにてコメント。具体的な経緯は明かされなかったものの、将来を見据えた結果閉鎖の判断がくだされたといった説明がなされている。海外メディアVGCが伝えている。

Tango Gameworksは、東京に拠点を構えるゲームスタジオだ。元カプコンの三上真司氏によって2010年に設立。ZeniMaxの傘下スタジオとして、Bethesdaをパブリッシャーとしゲームをリリース。『サイコブレイク』シリーズに始まり、『Ghostwire: Tokyo』や『Hi-Fi RUSH』といった個性的な作品を世に送り出した。特に『Hi-Fi RUSH』はThe Game Awards 2023でBest Audio Design賞を、BAFTAゲーム部門でBest Animation賞を受賞するなど高い評価と人気を獲得している。



Tango Gameworksの閉鎖が発表されたのは5月7日のこと。マイクロソフト傘下のZeniMax Mediaが擁する複数のスタジオが閉鎖されることが発表・報道され、Tango Gameworksのほか、Arkane Austin、Alpha Dog Games、Roundhouse Studiosの4つが閉鎖となることが明かされた。

このうち特にTango Gameworksは、先述のとおり『Hi-Fi Rush』などの開発実績をもつスタジオであった。閉鎖の理由がはっきりと説明されていなかったことなどには、メディアによる指摘も寄せられていた(関連記事)。

そして今回、海外メディアVarietyのポッドキャスト番組「Strictly Business」にXbox Game Studiosの責任者であるMatt Booty氏が出演。このなかではTango Gameworksの閉鎖について言及される一幕があった。インタビュアーはMatt氏にTango Gameworksの閉鎖にファンが動揺していたことに触れ、何が閉鎖の原因になったのかを質問した。



Matt氏は返答として、スタッフへの配慮として細かな経緯は説明できないと前置きつつ、経営判断においては特定のゲームを振り返ることと同じくらい将来の状況を見据えることも重要であると説明。将来成功をあげられるかどうかを見定めるなかでは、開発チームの実績や、リーダーシップやクリエイティブなリーダーの存在など、さまざまな側面から総合的に判断しているという。そして(スタジオに)以前は成功に繋がった要因や状況があった場合でも、将来を見据えた場合にそのすべてが整っているとは限らないとしている。つまり、これまで、あるいは今後のスタジオ内の状況の変化も考慮されたということかもしれない。

結果としてMatt氏は具体的に何がスタジオ閉鎖に繋がったかは明かしていないものの、たとえばTango Gameworksでは2023年、設立者であった三上真司氏が退職していた。同氏には「一から興す会社で思う存分やりたい」という想いとともに・・・

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