Activisionは現地時間5月16日、ポーランドのワルシャワに「Elsewhere Entertainment」を設立したことを発表した。同スタジオは新たな社内スタジオとして、新タイトルの活溌に取り組むようだ。
Activisionはアメリカ・サンタモニカに拠点を置くゲーム開発会社だ。2008年にはフランスのVivendi Gamesと合併し、Activision Blizzardとなった。2023年にはマイクロソフトに買収され、同社の傘下となった。Activisionは『Call of Duty』シリーズや『クラッシュ・バンディクー』シリーズをはじめとした人気作を多く抱えている大企業でもある。
そんなActivisionは5月16日、
公式ブログにて新スタジオ「Elsewhere Entertainment」を設立したと発表した。発表によれば同スタジオはポーランド・ワルシャワを本拠地としているものの、アメリカにも一部リソースをもつ独立型のスタジオ(standalone studio)となっているようだ。
Elsewhere Entertainmentは、物語主導型の“まったく新しい”AAAタイトルの制作に取り組むこととなる模様。この新タイトルの制作においては、ゲームの枠をはるかに超えた長く残る遺産(enduring legacy)とすることを使命に取り組んでいるという。同スタジオはActivisionのリソースなどをフル活用しつつ、制作/開発を進めていくようだ。
なおElsewhere Entertainmentのチームには、『The Last of Us』や『アンチャーテッド』、『ウィッチャー』、『サイバーパンク2077』などに携わったエキスパートたちが集まっている模様。ちなみに新タイトルについての詳細は公開されておらず、まだ不明だ。とはいえ今回、Activisionが物語重点で繰り広げられる新作を制作中であることが公表されたかたち。同タイトルの続報にも期待したいところだ。
記事はこちら『AUTOMATON』 国内外を問わず、さまざまなゲームの情報を発信するWEBメディア
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20240517-293767/