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2024.01.23業界情報

“時代逆行スタイル”ゲーム会社・スタジオフレアはなぜその道を選び、何を作ろうとしているのか

スタジオフレアは現在新作ゲームを開発中だ。スタジオフレアはNetEase Gamesの出資のもと立ち上げられたゲームスタジオ。副社長を務めるのは、かつてアークシステムワークスに在籍し『ブレイブルー』などを手がけてきた森利道氏だ。そんな森氏が新たにゲームを開発中だという。そんなスタジオフレアが人材を募集中だ。

話を聞いていくと、同スタジオは昨今のトレンドとはまた異なる方向で運営されているようだ。ユーザーの声はそれほど意識しないスタイルで、リモートワークも現時点ではなし。なぜなのか。スタジオフレアはどのような理念で作っているのか。話を訊いた。

以下が、スタジオフレアが現在求めている職種である:

・リードバトルプランナー
・シニアゲームプログラマー
・アートディレクター
・3DCGディレクター
・リードアニメーター
・リードエフェクトデザイナー

そのほかの職種についても募集中なので、求人ページをチェックしてほしい。


──自己紹介をお願いします。

森 利道(以下、森)氏:
現在スタジオフレアで副社長とプロデューサーをやっている森利道と申します。よろしくお願いいたします。



経歴としましては、4人くらいの仲間と立ち上げたピックパック・エアリアルという会社で、対戦格闘ゲームである『GUILTY GEAR X』(ギルティギアゼクス)のNAOMI版(アーケードゲーム)の制作から始まり、以降、『GUILTY GEAR XX』、『GUILTY GEAR XX #RELOAD』までの制作に携わらせて頂きました。

その際、アークシステムワークス(以下、アーク)からピックパックへ出向に来ていた石渡(大輔)さんに、『GUILTY GEAR 2 -OVERTURE-』を作るからアークに来ないかとのお誘いを受けまして。喜んでアークに移籍したんですが、移籍した後なぜか『GUILTY GEAR ISUKA』というタイトルを制作することになりまして。そこでグラフィックチーフとして、「A.B.A」や「パラケルス」というキャラクターを作らせていただきました。ひょんなことから「パラケルス」の声優もやることになるんですが、それは置いておいて……(笑)


それから、『GUILTY GEAR XX / -SLASH-』に登場するキャラクター「聖騎士団ソル」の設定デザイン、ゲーム内の背景デザインを担当したのち、ディレクションをおもにやらせていただくことになります。『戦国BASARA X』の制作を少し手伝わせていただいたあと、『BLAZBLUE』というゲームを作らせてもらって。そこから『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』のVer1.0まで、ずっと同シリーズの制作に携わっていました。

その後アークのほうを退社させていただきまして、スタジオフレアという会社を立ち上げさせていただいた、というのがこれまでの経緯です。




──ありがとうございます。イメージとしては、スタジオフレアは“森利道氏が設立した新しいスタジオ”というのは共通認識としても浸透している部分はあると思います。が、実際のところスタジオフレアってどんな会社なんでしょうか。

森氏:
スタジオフレアは、ゲームを作りたい人に集まってもらって面白いゲームを作ろうということを目的にして立ち上げた組織、会社です。本当に難しいことは考えていないです。お金儲けは置いておいて・・・

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