作曲家の陳致逸氏は9月12日、自身の
Weiboアカウントにて、miHoYo(HoYoverse)チームから離れたことを報告した。miHoYo系YouTuberの
ときのひかる氏が伝えている。陳氏の報告によると、チーム離脱は音楽の夢を追うための決断だという。『原神』フォンテーヌエリアのBGMは他のチームメンバーが制作したといい、そのクオリティを褒め称えている。
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陳致逸こと陳宇鵬氏は、中国上海出身の作曲家だ。上海音楽学院を卒業後、映画音楽作曲に従事。ゲームサウンドも手がけるようになり、miHoYo(HoYoverse)に加入した。同スタジオでは、HOYO-MiXのメインコンポーザーとして活躍。同作における数多くの曲を担当している。アジアなテイストを盛り込みつつも、オーケストラを交えた壮大なサウンドを生み出し、絶大な人気を獲得した。特に人気がある曲としては、璃月の戦闘曲である「烈火の如く」などがあげられる。
烈火の如く
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稲妻エリアまではほぼすべての曲にクレジットがある一方で、スメール以降では、そうした体制に変化が見られた。陳氏の作曲クレジット数が減少。フォンテーヌでは、同氏のクレジットが見られないとの報告もあり。そしてその裏で陳氏は、旅立ちの準備をしていたようである。
陳氏はチームを離れるにあたって、音楽家の夢を追うためであると説明。一方で、HOYO-MiXの人々が成長しているのを実感しているとして、フォンテーヌの音楽を称賛。『原神』の音楽は前進していると語った。会社や同僚がサポートしてくれたことを思い出したとし、miHoYoへの感謝を伝えている。来年には、個人的な純粋な音楽作品を収録したニューアルバムをリリースするそうだ。今度は旅人としてテイワットに訪れるとして、報告を締めた。
前述したように、『原神』の音楽はHOYO-MiXが制作しており、陳氏はその中のメインを張っていたというかたち。フォンテーヌの音楽がそうであるように、陳氏がチームを抜けた後もさまざまな音楽が届けられていくだろう。壮大な音楽によって『原神』の世界を築き上げてきた陳氏の今後の活躍と、そして同作の今後のサウンドに注目したいところだ。
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