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2023.08.23業界情報

「プロジェクトマネージャーは一体どれだけ大事なのか」、『ブルプロ』PM陣に訊いて驚く“プロジェクトの背骨”っぷり

バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオが共同開発する国産オンラインRPG。
開発はバンダイナムコスタジオが担当し、6月14日に正式リリースを迎えた『BLUE PROTOCOL』のチームが、現在プロジェクトマネージャー職を募集中だ。ゲーム開発において、ディレクターやプロデューサーはフロントマン、デザイナーやプログラマーは職人、といったイメージが多い中で、プロジェクトマネージャー(以下PM)は“裏方”という印象を抱いている人も少なくないだろう。

だがバンダイナムコスタジオでは、PMは開発を支える三つの柱のひとつととらえ、会社としても重要視しているという。今回は、実際に『BLUE PROTOCOL』チームで全体管理を担当している松井 圭太氏、プロセス管理セクションで活躍されている薄葉 唯氏の両名に話をうかがった。


──自己紹介をお願いいたします。

松井 圭太(以下、松井)氏:
現在は『BLUE PROTOCOL』のプロジェクトマネージャー(以下、PM)をしています。ナムコのデバッガーとしてゲーム業界のキャリアをスタートさせました。デバッグとして最初に携わったのはPS版『テイルズ オブ エターニア』で、それに魅了されて数多くの『テイルズ オブ』シリーズにデバッガーとして関わってきました。



『テイルズ オブ』シリーズが大好きなタイトルになりましたので、後に立ち上がった株式会社ナムコ・テイルズスタジオに入社しました。そこから9年ぐらいは『テイルズ オブ』シリーズ関連の渉外窓口や、進捗管理、進行管理を担当させていただきました。2012年ぐらいから、違うジャンルのゲームにも携わりたいと思ったので、ニンテンドー3DSとWii U向けの大規模対戦ゲームにPMとして参加させていただき、そこを終えてから自分の希望により、現在の『BLUE PROTOCOL』プロジェクトに異動してきたのが私の経歴になります。

薄葉 唯(以下、薄葉)氏:
キャリアの最初は別の会社に新卒で入社してスタートしました。その会社はゲームに限らずアニメや映像も含めて受託している会社でした。そこで進行管理担当として入社し、最初のうちは進行管理業務だけをしていましたが、会社の方針で進行管理担当も営業を兼任しなければいけなくなって(笑)なので、自分で案件を頂戴しに行きながら、進行案件も管理して、納品して、をずっと繰り返していました。



前の会社ではゲーム以外のものも担当していたため、ゲーム開発にもっと関わりたいと思い、バンダイナムコスタジオに転職し、『BLUE PROTOCOL』にPMとして参加しています。

松井氏:
まず最初に、この記事を読む方にお伝えしておきたいのは、『BLUE PROTOCOL』はプロセス管理やPM手法について、目新しいことを取り入れたプロジェクトではないということです。アジャイル開発、PMBOKやCCPM等、PMとして取り入れていく手法はいくつかあると思います。それらは我々も長期開発していく過程で試行錯誤して取り入れようとはしてきました。ただ結果として・・・

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