3月にDMCA(デジタルミレニアム著作権法)通告を受けた『Dark and Darker』の開発元IRONMACEが、著作権侵害を理由としてネクソンから提訴を受けたようだ。
Eurogamerの報道によれば、ネクソンによる訴訟は、同社の「P3」と呼ばれるプロジェクトと『Dark and Darker』の間に見られる類似点を根拠としているとのことだ。またIRONMACEの一部社員は元々ネクソンで働いており、別の開発元に「ネクソンの営業秘密」を渡すことを禁ずるための、1年間の競業避止義務契約を結んでいたとネクソンは主張している。
また訴状にはこうも書かれている。「被告の行為を許すことは、ネクソン並びにビデオゲーム業界、そして洗練されたビデオゲームを遊ぶことを楽しむすべての消費者を脅かすことになります。もし社員が会社のプロジェクトファイルを自らの個人サーバーに転送し、新しい会社を立ち上げることが許されるのであれば、ビデオゲームの開発元は、何年にも渡る規模の人時をビデオゲームの開発に費やすことができなくなるでしょう」
『Dark and Darker』コンセプトアート
IRONMACEの社員のおよそ半分はネクソンの元社員であるが、1年間の競業避止義務契約を結んでいたとして訴状に名前が書かれているのは2名(Ju-Hyun ChoiとTerence Seungha Park)のみである。
また肝心の類似点だが、プレイヤーが円を描くように手を動かしながら宝箱を開ける要素や、プレイヤーが操作するキャラクターの腰のベルトに光を放つポーションが装備されている要素が、両方のゲームに見られるとネクソンは主張している。
4月14日に提出された今回の訴訟の前には・・・
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