パブリッシャーのParadox Interactiveは3月7日、都市運営シミュレーションゲーム『Cities: Skylines II』を発表した。Colossal Orderが手がけ高い評価を得た『Cities: Skylines(シティーズ:スカイライン)』の続編である。
都市運営シミュレーションゲームの代表格というと、EAの『SimCity(シムシティ)』シリーズも挙げられる。その同シリーズの開発をかつて率いた元スタッフが、あるインタビューのなかで『Cities: Skylines』に言及し、注目を集めているようだ。
『SimCity(2013)』
『SimCity』シリーズは、ゲームクリエイターのWill Wright氏が手がけたことで知られる都市運営シミュレーションゲーム。プレイヤーは市長としてインフラ整備や各種施設の建設などをおこないながら、街を拡張させ住民を増やしていき、その過程で発生するさまざまな都市の問題への対処にもあたる。同シリーズは1989年に第1作目が発売され、その後も数多くの続編がリリース。ただ、PC向けの本格的な作品としては2013年発売の『SimCity(2013)』が最後となっており、モバイル向けにおいても2014年に配信された『SimCity BuildIt』が最新作。現在も運営が続いている。
『Cities: Skylines』は、都市交通シミュレーションゲーム『Cities in Motion』を手がけたインディースタジオColossal Orderが開発し、2015年にリリースされた都市運営シム。プレイヤーは新たに誕生した都市の市長となり、都市経済のバランスを考えながら、街を開発・管理し発展させ、市民生活を向上させる。同作は、『SimCity(2013)』がローンチ時のサーバートラブルなどでつまづき評価を落としたことを受けて、同じ市場で勝負できるチャンスが生まれたと販売元Paradox Interactiveが判断し、開発にゴーサインが出たという(
PC Gamer)。
『Cities: Skylines』
『SimCity』シリーズの開発元Maxisでかつてシニアクリエイティブディレクターなどを務め、『SimCity 3000』以降のシリーズ作に携わったOcean Quigley氏は3月6日、海外メディア
PC Gamerのインタビューに答え、上述した『SimCity(2013)』のローンチ時の状況などについて語った。その中で『Cities: Skylines』にも言及している。
『SimCity(2013)』がローンチに失敗し低評価を受けた結果、Maxisの主要スタジオのひとつMaxis Emeryvilleは2015年に閉鎖。当時親会社であるEAからは・・・
続きはこちら『AUTOMATON』 国内外を問わず、さまざまなゲームの情報を発信するWEBメディア
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230308-240019/