2022年12月28日、前回交付から約1ヶ月ぶりとなる『版号』の新規交付が行われ、2022年7回目となる中国産ゲームの『版号』取得タイトル一覧が公開された。(交付日は12月24日付け)
また、同時に約1年半ぶりに海外タイトルにも『版号』が交付され、中国産海外産含め合計128作が『版号』を取得した。
シューター、女性向け、海外タイトルにも版号交付へ
版号交付の総量規制が強まる中、FPS/TPS、女性向けジャンルは版号取得が難しいのではないかとの見方が広がっていたが、今回テンセントの『VALORANT(无畏契约)』やX.Dの『火力苏打』、女性向け着せ替えゲーム『螺旋圆舞曲2-蔷薇战争』が版号を取得したことで、今後同ジャンルへも版号交付が広がるのではないかと期待が高まっている。
今回の版号交付は大手企業の取得が多かった点もこれまでと異なっている。テンセントは『VALORANT』の他にも『ポケモンユナイト』『Lost Ark(命运方舟)』といった海外産版号の他、 『重生边缘』の中国産版号も取得している。
NetEaseも海外産版号として『RAID: Shadow Legends』『ファンタジーライフ』、中国産版号として『巅峰极速』を取得している。
他にもByteDanceはワンピースIP新作を含む3タイトル、Aligameはコーエーテクモの三国志IP『三国志·战棋版』にて版号を取得するなど、日本IPの版号取得も数多く見られた。
(Aligame『三国志·战棋版』)
2023年も中国産、海外産含め版号が1ヶ月~2ヶ月に70作前後の頻度で交付されるか今後も動向を追っていきたい。
12月24日付け 版号取得タイトル内訳
12月24日付けにて公開された版号取得タイトル内訳は・・・
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