明けましておめでとうございます。いつもゲーム大陸をご覧いただきありがとうございます。2023年も引き続き、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
2023年の年初に際し、簡単な2022年の振り返りと2023年の予測を以下にご紹介したいと思います。
2022年中国ゲーム企業の日本展開は?
2022年の中国ゲーム企業の日本展開では、NetEaseの著名クリエイターとのコラボレーションが特に目立った一年となりました。1月には名越稔洋氏が代表を務める『名越スタジオ』への100%出資、8月にはカプコンで『バイオハザード』『デビル メイ クライ』シリーズなどの作品を手がけてきた小林裕幸氏をNetEase Gamesにプロデューサーとして迎え入れるなど、業界全体に大きなインパクトを与えました。
テンセントは21年の『白夜極光』のヒットを機に日本市場攻略の足場を固め、2022年には『勝利の女神:NIKKE』のパブリッシングで大成功を納め、後発だった日本市場進出においてもしっかりと自身のポジションを築くことに成功しました。
『原神』のHoyoverse、『パズル&サバイバル』の37Gamesは2022年も安定した売上を記録した反面、中国ではセルランTop10入りするヒットとなった『最強でんでん』や『無期迷途』が日本では同じようなヒットとならなかった点に、日本と中国の市場性や規模の違いが垣間見れ、そこを上手く消化できるかどうかに23年以降の中国ゲームの日本市場進出成功の鍵があるように思います。
(『勝利の女神:NIKKE』はグローバルリリース1週間で1000万DLを突破。オン・オフラインで全方位的な大規模プロモーションを実施した。)
2022年中国ゲーム市場は?
2022年の中国ゲーム市場は引き続き中国政府の規制の影響が大きい一年となりました。
22年の4月に約8ヶ月の停止期間を経て『版号』の新規交付が再開されましたが、年間で交付された『版号』は512件と、『版号』の総量規制が強化された2021年の755件と較べても更に少ない交付数となりました。
また、中国国内市場の飽和と『版号』の総量規制強化など・・・
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