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2022.11.30業界情報

マイクロソフト、SIEが手がける独占タイトルの多くが「自社のものより品質が良い」とコメント。Activision Blizzard買収審査に際して

マイクロソフトが今年1月にActivision Blizzardを買収する方針を発表してから、各国・地域の規制当局では承認審査が進められている。この過程では、マイクロソフトや関係各社が当局に提出した、意見書の内容が公開されることも。イギリスCMA(Competition and Markets Authority・競争市場庁)は11月23日に新たな資料を公開。そのなかでマイクロソフトが、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)のPlayStation向け独占タイトルの品質に言及しており注目が集まっている。海外メディアEurogamerなどが報じている。



今回公開された資料は、マイクロソフトのActivision Blizzard買収に関して、CMAが今年9月に第2段階の審査をおこなうと発表したことに対するマイクロソフトの意見書である。まず前提としてCMAは、この買収において反トラスト法(独占禁止法)違反の可能性について懸念を示し、特にSIE/PlayStationの競争力を損ねる恐れがあると指摘していた(その結果、消費者が損害を被るという理屈)。SIEは、この買収に反対の立場を鮮明にしており、CMAがその主張を受け入れた格好となっている。

一方のマイクロソフトは異なる見解を示しており、今回の意見書でも同様だ。同社は当初よりゲーム業界においては「追う立場」であることを強調し、この買収が完了した後も、収益ベースでテンセント、ソニーに次ぐ3位の規模になるとしている。今回公開された資料にてマイクロソフトは、SIEはコンソールメーカーとして支配的な立場にあるとしたうえで、SIEのパブリッシャーとしての立ち位置について指摘した。

マイクロソフトは、SIEのパブリッシング事業の規模はActivisionとほぼ同程度で、マイクロソフトのおよそ2倍であるとコメント。またSIEは2021年以降、280本以上のファースト・サードパーティの独占タイトルをリリースしており、こちらはマイクロソフトの約5倍の数だとした。そして、『ゴッド・オブ・ウォー』や『The Last of Us』『Marvel’s Spider-Man』『ゴースト・オブ・ツシマ』などを象徴的な作品として挙げ・・・

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