モバイルゲーム開発者にとって今後の機会創出に繋がるよう、AndroidとiOS両端のトラフィック量の変化およびカテゴリー別、市場別の有力広告プラットフォームを整理します。
モバイル広告業界およびモバイルアプリ開発者にとって、2022年は浮き沈みの激しい一年となりました。Appleが発表したプライバシーポリシーのアップデートや、世界的な景気後退およびパンデミックがマイナス要因として考えられます。このような状況下、海外市場で持続的な成果を得るには、業界の変化や各プラットフォームのイテレーションによるメリットを迅速かつ正確に把握することが唯一のカギとなります。10月12日、AppsFlyerが第15回目のパフォーマンスインデックスを正式発表しました。内容は、AppsFlyerが監視測定する500のメディアチャネルに存在する19,000のモバイルアプリにインストールされたアプリ270億種以上のアクティビティ総量データをもとに、2022年1月~7月のAndroidおよび承認ATTのiOSユーザーデータをまとめたものです。
モバイルゲーム開発者にとって今後の機会創出に繋がるよう、本稿では、レポートに反映されているAndroidとiOS両端のトラフィック量の変化およびカテゴリー別、市場別の有力広告プラットフォームを整理します。
ゲームのリテンションインデックスについて
今年の上半期、広告主数および売上高の半分以上をゲームが占め、数多くの新規ゲーム開発者が海外市場に参入しました。ゲーム開発者は、モバイル広告の投資予算が最も大きい存在となる現状、どのプラットフォームがより開発者のニーズに対応できるかが今後の論点となります。
▼徐々に安定化するiOS市場に:ミッド・ハードコーアゲーム+カジュアルゲームトップのMintegral ▼
iOSのカテゴリー別リテンションインデックスと同様に、iOSのゲームトラックリテンションインデックスで高い数字を維持しているのはAppLovin、Mintegral、ironSourceで、中でもMintegralの上昇が最も著しく、実力チャートでは1ランクアップして第3位、規模チャートでは3ランクアップして第3位を獲得しました。
iOSの細分化カテゴリーのゲームリテンションインデックスでは、Mintegralは長期的に積み上げてきたハイパーカジュアルゲームカテゴリーにおいて優勢で、ハイパーカジュアルゲームの規模では第3位を獲得しました。また、ミッドコーアゲームとカジュアルゲームに関して、Mintegralは他プラットフォームよりも明らかに優位性を持ち、2つの副区分カテゴリーのゲームトラックにおいては実力と規模ともに第2位に位置しており、「質」と「量」の両面で良好な実績を残しています。さらに、ユーザーが品質を最も重要視するハードコーアゲームに関しても、実力チャート第2位、規模においてはASAとMeta Adsに次ぎ、第3位を確保しています。
▼Android市場に引き続き注目すべき、Mintegralは好調に発展▼
Androidのゲームチャート解説をする前に、言及すべきなのは今年上半期のAndroid市場の予算減少がiOSとほぼ同様だったこと、それに加えAndroidでは・・・
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