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2022.11.04業界情報

ある海外個人開発者がUnityで「現代日本の街VR」を制作中

Unityで現代日本の街並みを再現した動画が注目を集めている。建築物や道路、街路樹に至るまで、「きっと日本のどこかにこのような町があるのだろう」と思わせるだけの説得力がある映像だ。これはある個人開発者が開発中のVR向けデモの映像だという。いったいどのようにして作られたのだろうか。

Sherman Waffle氏の投稿

この動画を投稿したのは、アメリカのシカゴ在住の3DアーティストのSherman Waffle氏。Unity上でさまざまな空間表現を製作している人物だ。冒頭の動画は、Waffle氏自身が制作・販売している「JAPANESE CITY」のアセットを使用した開発中のVRデモの映像とのこと。「JAPANESE CITY」は、日本の市街地を表現するためのさまざまなパーツを収録したモジュール形式のアセットだ。このアセットには建築物用の壁や窓、歩道や電柱、さらには室外機や配管といった細かいものに至るまで、街並みを構成するさまざまな要素が用意されている。このVR向けデモの映像には、街の雰囲気を作りこむための大量のオブジェクトや質感表現が用いられているのだ。




Image Credit: Sherman Waffle Studios

この現代日本の街並みの映像について、その再現性もさることながら、街中の看板にも注目したい。店の名前やアルバイト募集といった文字情報が、街の様子を印象付ける要素として機能している。アセットに登場する日本語は、VTuberの霧笛ノト氏が監修しているとのこと。霧笛ノト氏自身もインディーゲーム開発者として、現在は幽霊に”やり返せる”ホラーゲーム『近畿霊務局』を開発中の人物だ(関連記事)。監修前と後を見比べると・・・

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