ラセングルがスタッフを大規模募集中だ。同社はディライトワークスとして『Fate Grand/Order』(以下、FGO)の開発運営で成功を収め、事業承継により今年2月にアニプレックス傘下となりラセングルとして再出発した。ラセングルとなったことで組織も大きく変更され、そして今回スタッフを大規模募集しているという。業界経験者だけでなく未経験も含めて、志あるメンバーを広く募っているとのこと。
・スクリプター
・ゲームディレクター
・ゲームプランナー
・2Dキャラクターアーティスト
・UIアーティスト
・背景美術アーティスト(マップ)
・SREエンジニア
上記以外のポジションも数多く募集中。以下の求人サイトをチェック
「株式会社ラセングルリクルートサイト」
新しい人材に門戸を開く一方で、ラセングルには謎めく部分も多い。ラセングルとはどういう組織なのか。また『FGO』は実際にどういう体制で開発・運営されているのかなど、気になっている人もいるだろう。そこで現在のラセングルを担うキーパーソン4人に話を訊いた。組織の上層部でありながら、とにかくゲームと『FGO』が好きな4名たち。ラセングルの現状と、彼らの夢想するラセングルの未来をあわせて聞いていただこう。なお、同社はリモートワークを推進しており、以前にはそうした体制についてお訊きした(
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新生ラセングルを担う4人のキーパーソン
──自己紹介をお願いします。
叶良樹氏(以下、叶):
叶と申します。最初はプログラマーとしてキャリアを始めて、セガで15年ほど勤めました。セガではリードプランナーとディレクターを担当。その後GameBankで1年ほど新規未発表タイトルのディレクションをした後、前任者の塩川さん(塩川洋介氏・FGO PROJECT クリエイティブプロデューサー。かつてディライトワークスに所属)から将来的にディレクターをしてほしいと言われディライトワークスに入社しました。その後プロジェクトマネージャーを経て、2018年から第2部 開発ディレクターを担当。そして現在に至ります。
カノウヨシキこと叶良樹氏。『FGO』ファンなら生放送などで見たことある人も多いだろう
宮前公彦氏(以下、宮前):
宮前です。1999年に当時のスクウェアに3Dデザイナーとして入社しまして、ゲーム背景の制作を担当していました。『FF9』『FF10』『FF11』に関わり、その後『アンリミテッド:サガ』『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』、『ラストレムナント』にリードデザイナーとして関わった後、名古屋のエイチームに転籍し、モバイルゲーム開発のマネージャー、部長としてディレクター、プロデューサーの役割を担っておりました。
宮前公彦氏
その後、ディー・エヌ・エーに転籍し『メギド72』のプロデューサーとして、企画の初期から開発に3年、リリース後の運営に3年の計6年関わらせていただいた後に、ディライトワークスに入社しました。
ちなみに、直良さん(後述の直良有祐氏)とは『FF10』に一緒に参加しました。その繋がりがありご飯を食べに行った時に、庄司さん(庄司顕仁氏・ディライトワークス代表取締役)と小野さん(小野義徳氏・ラセングル代表取締役社長)を紹介されました。いろいろお話をするうちに・・・
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