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2022.10.19業界情報

マイクロソフトが「ソニーがGame PassのPS向け展開を断った」と主張しているとの報道

Activision Blizzardの買収に向けて、現在各国の規制当局による審査に臨んでいるマイクロソフト。英国においては、競争・市場庁(Competition and Markets Authority・以下、CMA)が調査結果を報告している。一方マイクロソフトは、CMAの調査結果に反論する声明を発表。その中で、Xbox Game Passにまつわる興味深い主張を展開している。The Vergeなどが伝えている。



マイクロソフトは今年1月18日、総額687億ドル(約10兆787億円・現在のレート)というゲーム業界最大規模の金額にて、Activision Blizzardを買収することについて両社間で合意したと発表。業界大手メーカーを傘下に収める巨額買収となることから、反トラスト法(独占禁止法)違反の恐れがないかなどについて、各国の規制当局による審査が現在進められており、買収を完了するにはその審査通過を待つ必要がある。

CMAは10月12日、今回の買収についての調査結果を発表。マイクロソフトによるActivision Blizzard買収が、コンソール、サブスクリプションサービス、およびクラウドゲーミングサービスにおける市場競争を阻害する可能性に懸念を示した。一方でマイクロソフトは、CMAの発表に反論する声明をメディアを通して明かしたようだ。海外メディアThe Vergeにてシニアエディターを務めるTom Warren氏がその内容を伝えている。

Tom Warren氏の投稿

Warren氏が投稿したマイクロソフト側の声明と見られるスクリーンショットでは、CMAの懸念が「見当違い(misplaced)」であるとの主張が述べられている。続けて声明では、マイクロソフトが市場競争を阻害しないとする主張が続いた様子である。そうした中でマイクロソフトは、ゲームサブスクリプションサービスGame Passについても言及したようだ。

Tom Warren氏の投稿

マイクロソフトは声明で、Activision BlizzardのタイトルをGame Passに導入予定であることに言及。その理由については、ゲーマーに利益をもたらし、Game Passの価値を高めるためであるとした。また今までサブスクリプションサービスにタイトルを提供していなかったActivision Blizzardのタイトルの、供給拡大にもつながると説明している。つまり、Game PassにActivision Blizzardのタイトルが加わるのは、独占ではなく幅広いゲーマーへの提供機会を増やす試みであるとの説明だろう。

一方でマイクロソフトは・・・

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