マイクロソフトは8月25日、Windows 11のMicrosoft Storeにて、「Amazonアプリストア」のプレビュー版を日本で提供開始した。これまでWindows Insider Program参加者向けに提供されていたもので、今回すべてのWindows 11ユーザーに開放されたかたちだ。一方でAndroidを開発するGoogleも同日、PC向けAndroidゲームサービスを日本以外の一部地域向けにベータ展開している。
Amazonアプリストアは、Android向けアプリを配布・販売するストアである。つまり同ストアが提供されたことにより、Windows 11 PC上でAndroidアプリを利用できるようになる。Linuxカーネルと、Androidオープンソースプロジェクト バージョン11ベースのAndroid OSで構成された、Android用Windowsサブシステムによって動作するという。
発表では、『クロノ・トリガー』や『乃木恋 ~坂道の下で、あの日僕は恋をした~』『ロードモバイル』などのアプリが楽しめると案内されている。もっとも、まだプレビュー段階のためかラインナップは限定的で、動作の安定性も十分ではない様子。正式リリースに向けて、今後さらに開発が進められていくことだろう。また、AmazonアプリストアはGoogle Playとは別のストアアプリであり、ラインナップも違う点に留意したい。
Google Play公式の投稿
一方で、Googleは「Google Play ゲーム」のベータ版を、オーストラリア・香港・韓国・台湾・タイ向けに、同じく8月25日から提供開始した。こちらもまたAndroidアプリがPC上で楽しめるようになるWindows 10/11向けアプリであり、ゲームアプリに特化して提供されることが特徴だ。
Google Play ゲームを通じて提供されるAndroid向けゲームは、PC上ではマウスとキーボードで操作可能。さらにGoogleアカウントにログインすれば、進行状況とゲームライブラリをデバイス間で同期できる。つまり、スマートフォンで遊んでいたAndroid向けゲームの続きを、PCで楽しむことができるというわけだ。現時点では40本以上のゲームアプリが提供されており、今後定期的に追加していくとのこと。
Androidを開発するGoogle自身が提供するサービスということで、いわば本丸がWindowsに乗り込んできた格好だ。先述した、マイクロソフトとAmazonの提携によるAmazonアプリストアに対し、Google Play ゲームはゲーム専門となるが・・・
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