2022年7月14日、任天堂はCG映像制作会社の株式会社ダイナモピクチャーズの株式をすべて取得し、子会社化することを発表した。株式取得の実行後は、商号を“ニンテンドーピクチャーズ株式会社”に変更する予定。
ダイナモピクチャーズは、2011年3月に設立されたCG映像制作会社。ジブリ映画『アーヤと魔女』や、CGアニメ“『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2”などに関わったほか、モーションキャプチャー撮影では『NieR Replicant ver.1.22474487139…』、『デス・ストランディング』なども担当。また、VRコンテンツも制作しており、『バイオハザード』を始めとしたカプコンのVRコンテンツも担当してきた。
今回の子会社化について、任天堂は「当社グループの映像コンテンツの企画・制作体制を強化するため、ダイナモピクチャーズの全株式(同社が保有する自己株式を除く)を取得することといたしました」と説明している。
その説明の通り、子会社化されたのち、“株式会社ダイナモピクチャーズ”は“ニンテンドーピクチャーズ株式会社”へと社名を変え、今後は任天堂IPの映像コンテンツを継続的に制作していくという。
昨今の任天堂は、映像コンテンツも強化する動きを見せており、『ミニオンズ』などでおなじみのアニメ映画制作会社イルミネーションと、『スーパーマリオ』のアニメ映画を制作している(2023年4月28日公開予定)。
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以前にも『ピクミン』や『スターフォックス ゼロ』でCGアニメを公開しており、今後どんな任天堂IPが映像コンテンツになるのか注目したい。
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