ニュース&トピックス

  1. トップページ
  2. ニュース&トピックス一覧

NEWS DETAIL
ニュース詳細

2022.04.13業界情報

SNKの株式、ほとんどサウジアラビア皇太子の企業が保有している。その比率96.18%

現在、国内企業SNKの株式のほとんどを、サウジアラビアの皇太子による団体が保有しているようだ。具体的には、Mohammed bin Salman Foundation(MiSK財団)が所有するElectronic Gaming Development Company(EGDC)が、SNKの株式の96.18%を保有している。

SNKは、日本の大阪府に拠点をおくデベロッパー。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズなどの対戦型格闘ゲームなどを制作・販売している。もとはSNKプレイモアとして運営されており、2015年には中国のゲーム会社37Gamesが全株式を購入。37Games傘下に入って以後は、2016年に『THE KING OF FIGHTERS XIV』をリリース。また同年には、株式会社SNKへ商号変更した。

米国向けのSNKのウェブサイトでは2月15日、韓国預託証券におけるEGDCのSNK株式公開買い付けの結果を報告。文書のなかで、EGDCがSNKの株式の96.18%を保有することになったことが伝えられている。



EGDCによるSNKの買収は、2020年より開始されていた。EGDCは2020年11月、SNKの株式33.3%を取得することを発表。MiSK財団による日本企業SNKへの投資は、経済的な関係性を築いていくなかで、サウジアラビアの男女を力づけるという目標を達成するための継続的な取り組みであると言及。若者のエンパワーメントを最大化する最新の戦略のうちの一つであると位置づけた。

くわえて、投資はSNKの力強い能力を拡張するものであるとも説明。SNKはゲーム部門において、数多くの革新的な知的財産を保有していると同時に、開発におけるポテンシャルをもっていると言及し、今後予想されるビデオゲーム産業の成長に伴い、その能力を発揮できるだろうとしていた。

そして株式取得が正式に完了した約2週間後である2021年の4月7日、MiSK財団はSNKの取締役会に、同財団の役員候補者3名が任命されたことを発表した。2021年のEGDCによるSNK株式の 33.3%取得時における総投資額は、8億1300万サウジアラビア・リヤル(約268億円)。SNKは、従来にもMiSK 財団の子会社であるマンガプロダクションと提携しており、共同アニメーションおよびゲーム事業で協力関係を築いていた。EGDCは将来的に・・・


続きはこちら
『AUTOMATON』 国内外を問わず、さまざまなゲームの情報を発信するWEBメディア
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220406-198118/

ニュース写真

ニュース一覧に戻る

みんなにシェアしよう