2022.04.01業界情報
週刊少年ジャンプなどの集英社、株式会社集英社ゲームズを設立。マンガ家を巻き込んでのゲーム開発や、クリエイターの支援を進める
集英社は3月31日、株式会社集英社ゲームズを設立したと発表した。会社は2月16日に設立されており、すでに活動が始動している模様。マンガや小説、情報誌などを出版してきた老舗会社は、このたびゲーム事業に本格的に取り組むようだ。
https://youtu.be/uatLpsDgF5c
集英社ゲームズの事業展開は大きく分けてふたつ。ひとつめは、これまでにも展開されてきた集英社ゲームクリエイターズ CAMP の支援事業の拡大だ。同プロジェクトでは、ゲームに関わるクリエイターを発掘および支援している。チーム編成やセミナーなどの案内、パートナー企業などの紹介、開発宣伝サポートなどをおこなう。すでに多彩なタイトルが支援されており、登録クリエイターは4000名を超え、支援タイトルは10以上。『Captain Velvet Meteor: The Jump+ Dimensions』、『ONI(仮)』、『浮世/Ukiyo』などの作品リリースを控えている。これらのプロジェクトが拡大されるようだ。
もうひとつの事業展開は、新規大型タイトルの創出。ゲーム会社と協業することで、新たなIPを生み出すねらいだろう。すでに、週刊少年ジャンプの作家やゲーム企業を巻き込んだスマートフォンゲームや、国内大手企業/デベロッパーとのマルチプレイゲームが開発中とのこと。
集英社ゲームズの社長には集英社の廣野眞一氏が着任。取締役には、かつて週刊少年ジャンプやジャンプスクエアの編集長を務めた集英社の茨木政彦氏、同じく過去に週刊少年ジャンプの編集長を務めた瓶子吉久氏。芸能誌などに携わり人事なども担当する集英社の北畠元一氏、編集などを経て新規事業開発を担当する高橋雅奈氏らが並ぶ。いずれの面々も集英社の上層部だ。
一方で、集英社ゲームクリエイターズ CAMPに・・・
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