2021.09.30業界情報
【規制情報】テンセント、miHoYo等中国ゲーム企業213社が業界健全化ガイドライン発表
中国国家新聞出版広電総局が後援する、中国唯一のデジタルコンテンツ出版の業界団体『游戏出版工作委员会』は昨今の中央宣伝部、国家新聞出版局の通知を受けて、より健全なオンラインゲーム産業を構築するため、会員企業及び関連ゲーム企業と共に、政府主管部門の指導の元、ゲーム中毒防止のための業界ガイドライン『网络游戏行业防沉迷自律公约』を発表した。
今回のガイドラインは、テンセント、NetEase、miHoYoなどを含む213のゲーム企業が連名で発表している。
ガイドライン『网络游戏行业防沉迷自律公约』の概要
■『网络游戏行业防沉迷自律公约』の概要
1. 徹底した管理と行動規範の確立
ゲーム企業は、政治的地位、責任感を強め、ゲーム中毒防止対策強化の重要性と緊急性を十分に理解し、具体的な実施計画と実施内容を策定し、全力でゲーム中毒防止対策を行う。
2. 実名認証の徹底と正確な識別
ミニゲームプラットフォームを含むゲーム企業は、ゲーム中毒防止のために、国家新聞出版局の実名認証システムを全面的に利用しなければならない。全てのスタンドアロンゲームとコンソールゲームも、同時に中毒防止設定と保護者監視システムを実装しなければならず、ダウンロードや購入などの際の実名認証を厳格に実施しなければならない。
未成年者に提供するオンラインゲームは、時間制限と課金消費量を断固として実施し、ゲームの関連インターフェイスに『年齢制限あり』と明記しなければならない。また顔認証などの利用を積極的に検討し、ユーザー識別の精度を高めるべきである。
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