2021.01.28業界情報
中国テンセント、『Don’t Starve』開発元Klei Entertainmentの株式の過半数を取得。今後も自律的に運営すると発表するも、ファンは不安を隠さない
デベロッパーのKlei Entertainmentは1月23日、中国のIT大手企業Tencent(テンセント)が同スタジオの株式の過半数を取得することで、両社が合意したと発表した。
Klei Entertainmentは、2005年に設立されたカナダ・バンクーバーを拠点にするデベロッパーだ。『Don’t Starve』『Mark of the Ninja』『Shank』『Invisible, Inc.』『Oxygen Not Included』など、独特のタッチの手描きグラフィックにてさまざまなジャンルの作品を手がけ、いずれも非常に高い評価を獲得しているヒットメーカーである。現在は、デッキ構築型ローグライトゲーム『Griftlands』の早期アクセスを実施中。こちらも、Steamにて“圧倒的に好評”を得ている。
同スタジオの設立者Jamie Cheng氏は、この15年のあいだには世界情勢に合わせてスタジオも多くの変化を経験してきたと振り返ったうえで、金銭面の不安なくゲーム制作に打ち込み、また学びや成長できる環境をスタッフに用意したかったと、今回Tencentによる出資を受け入れた理由について説明した。両社は、これまでにも『Don’t Starve Together』の中国展開や、モバイル向けの『Don’t Starve: Newhome』で提携してきた関係にある。
なお今回の合意には、・・・
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