2020.12.02業界情報
【株式情報】SNKの株式をサウジアラビア企業が取得。王族皇太子の出資により、33.3%の株を有する筆頭株主に
NKの株式をサウジアラビア企業が大幅に取得するようだ。韓国メディアのEDailyやBloterなどが報じている。
ネオジオや『餓狼伝説』などで知られるSNKは、2015年に中国の投資家グループにより買収されている。2015年当時、LeyouTechnologiesの子会社であるLedo Millenniumは、同社の株式の81.25%を購入するために6,350万ドルを支払ったと報じられた(gamesindustry.biz)。以降、中国でのSNK作品人気は高まっており、2022年には『ザ・キング・オブ・ファイターズ』のアニメ映画が中国にて公開を予定している。一方、今年8月には、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch版『ベースボールスターズ 2』にて「タイペイ・ホークス」「タイワン・ドラゴンズ」2チームの名称から地名部分が削除されていることが報告され、物議を醸していた。
今回の株式取引に先立って、SNKの株式は香港に拠点をおく株式会社Zuikakuが33.16%を保有していた。ほか中国ゲーム企業で三番手の規模とされるPerfect Worldは18.23%、香港企業のRONSENが6.6%の株式を保有。こうした状況で今回SNKの株式を買収したのが、サウジアラビアの企業Electronic Gaming Development Company (以下、EGDC)だ・・・
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