2020.10.28業界情報
【クラウドゲーム】Facebookがクラウドゲーム分野に参入。過大な約束をせず、驚きの技術を披露しない、「何を提供しないサービスなのか」を発表する
Facebookは10月26日、同社Androidアプリおよびブラウザページ(fb.gg/play)にてクラウドゲームの提供を開始。同社のゲーミングブランドFacebook Gamingの一部として、ダウンロード不要のストリーミングプレイに対応した基本プレイ無料のゲームを、米国限定で配信し始めた。
同社は最近、一部地域にてクラウドゲームを提供し、テストをおこなっていた。このたび、米国における本格的なベータテスト段階へと移った形となる。第一陣として、初週に『Asphalt 9: Legends』『Mobile Legends: Adventure』『PGA TOUR Golf Shootout』『Solitaire: Arthur’s Tale』『WWE SuperCard』が配信され、近日中に『Dirt Bike Unchained』が追加される予定だ。現状はあくまでも米国向けのサービスとなる模様。
Facebookは、他のクラウドゲームサービスが謳うような「あらゆるデバイスで豊富なゲームを遊べるようにする」構想を実現できるのは、はるか未来の話であると断り、同社のサービスもPCやコンソール機を置き換えるものではないと伝えた。提供するタイトルは「すぐに遊べる」という点にフォーカスし、基本プレイ無料のモバイルゲームにとどめている。あくまでも、自社ゲームコンテンツの提供方法のひとつとして、クラウドからのストリーミングプレイを取り入れているというイメージだ。
〇やらないことから伝える
Facebookは今回の発表にて、「クラウドゲーム」への参入をアナウンスすると期待値が高くなりすぎてしまう傾向があるとして、同社が何をするかではなく、「何をしないか」の説明を先におこなっている。まずは「過大な約束をしない」こと。クラウドゲームの未来は信じているものの・・・
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