アメリカの市場調査会社NPD Groupが、2020年第2四半期の米ゲーム業界全体に対する総消費者支出を報告しました。
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NPDグループによる調査では、アメリカのビデオゲーム業界における総消費者支出が116億ドルとなり、昨年度より30%増加しました。
また、ビデオゲームの売り上げは約102億ドルに達し、昨年度に比べ28パーセント増加しました。PCやモバイル、Nintendo SwitchやPlayStation 4 などのコンシューマ問わず利益の増加がみられ、すべてのハードウェアの売り上げは57%増加の8億5千万ドルとなりました。ゲームパッドやヘッドセットなどの周辺デバイスにおいても、50%増加しております。
【第2四半期売り上げ好調タイトル】
・あつまれ どうぶつの森
・Call of Duty: Modern Warfare
・Call of Duty: Warzone
・Final Fantasy VII: Remake
・ポケモンGO
・マリオカート8 デラックス
・キャンディークラッシュ
・NBA 2K20
・The Last of Us Part II
NGDグループのアナリストである Mat Piscatella氏は、”コロナパンデミックの中で、ゲームに夢中になるだけでなく、ゲームによって家族や友達と連絡を取り合ってきた。プレイヤー同士のエンゲージメントの向上に向けて、すでに確立されている傾向は加速していくこととなる。この動きは収まる気配がない”としています。