2019.10.09業界情報
プレイステーション 5正式発表。ソニーの次世代機PS5は、新技術搭載コントローラーとともに2020年年末商戦に発売
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは10月8日、PlayStation(プレイステーション)の次世代機の名称が「プレイステーション 5」(PS5)となることを明らかにし、さらに2020年の年末商戦期の発売を予定していることを発表した。また、PS5に関する新情報も一部公開している。
PS5の目指すゴールのひとつとしては「没入感をさらなる高みへ導くこと」があり、その実現のために、まずはコントローラーの再考をおこなっているという。PS5では新たなコントローラーが用意され、そこにはふたつのイノベーションがあるとのこと。ひとつ目は、従来の振動機能を刷新しハプティック技術を採用すること。これにより、これまで以上に多彩な反応を手で感じることが可能になる。例として、レース中に車が壁にぶつかる感覚と、フットボールで相手にタックルする時の感覚ではまったく異なったものになる。また草原を駆け抜け、泥の中を這う感覚さえも味わうことができるとしている。ハプティック技術は、Nintendo SwitchのHD振動にも利用されているため、ユーザーの方はイメージしやすいかもしれない。
ふたつ目のイノベーションは、L2・R2ボタンへの「アダプティブトリガー」の導入。デベロッパーは、プレイヤーが取るアクションに合わせてトリガーの抵抗力をプログラムすることが可能となり、これとハプティック技術を組み合わせることで、これまで以上に多彩なアクションをよりリアルに再現できるという。こちらの例としては、弓をキリキリと引き絞る感覚や、ゴツゴツとした岩場の地形でオフロードの車を一気に加速させる時の感覚が、より鮮明に再現できるとしている。開発者向けには、PS5用の新しいコントローラーの初期バージョンの提供を開始しているところとのことだ。
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