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2019.03.25業界情報

Googleが新たなゲームプラットフォーム「STADIA」発表。誰もがすぐに高品質ゲームを遊べる、ストリーミングサービス

Googleは、現在開催中のGame Developers Conference 2019にて、新たなゲーミング・プラットフォームとなる「STADIA」を発表した。2019年中に米国、カナダ、英国、欧州の一部を対象に開始されるという。「STADIA」は、PC・スマートフォン・タブレット・TVなどから、ストリーミングでゲームをプレイできるクラウド型のゲームサービス。安定した接続状況ならば「低遅延」かつ「すぐに遊べる」ゲーム体験を実現するという。

たとえば、インターネットブラウジング中やYouTubeを視聴している際に、数秒でゲームを立ち上げることが可能だそうだ。さらに、ネットワーク環境次第ではあるものの、60fpsのスムーズなフレームレートとHDRとともに4K解像度を実現するそうだ。Googleは将来的に8K、60fps、HDRでゲームを配信するとしている。発表のデモでは『アサシン クリード オデッセイ』や『DOOM ETERNAL』、『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』といったAAAタイトルでそのパワーを見せつけていた。そのほか、TEQULIA WORKSやQ-Gamesといったゲームスタジオが参入することも発表されている。

「STADIA」のパワーを支えているのは、200か国以上に設置されている強力なデータセンターとサーバー群だ。GPU演算性能は10.7Tflopsだといい、現世代のPS 4やXbox Oneを大きく上回る。Googleはその処理能力をPS4 Proの約2.5倍としている。処理をおこなうデータセンターは、世界7500か所のエッジノードで接続されるとのこと。

「STADIA」はいわゆるクラウド・ゲーミングにあたり、クラウドならではのメリットもある。プレイするサーバーはデータセンターにあるため、オンライン・マルチプレイの遅延はない。ダウンロードもなければパッチも必要なし。チートの予防も可能だ。そしてゲームに困った時にはGoogleアシスタントがすぐに解決法を提示してくれる。マルチプレイも可能で、YouTubeなどで実況者がゲームを配信中に、視聴者も参加して遊べるCrowd Playの実装が予定されている。

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