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2019.02.18業界情報

SIEがE3 2019に出展しない理由に言及。ゲーマーに寄り添うような変革の必要性や、小数の大規模作品に注力する自社方針を説く

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)が、2019年のE3には出展しないと昨年発表したことは大きな話題となった。E3(Electronic Entertainment Expo)は、ゲーム業界における世界最大規模のトレードショウであり、SIEはプラットフォームホルダーおよびパブリッシャー・デベロッパーのひとつとして、1995年の開催第1回から毎年参加していたためだ。この決断に至った経緯について、SIE ワールドワイド・スタジオを統括するShawn Layden氏が、海外メディアCNETに対して語っている。

Layden氏はまず、家電見本市のCES(Consumer Electronics Show)から、発足したばかりのE3にゲームの出展先を移行したPS1時代当時を振り返る。E3は一般のゲーマーのためのイベントではなく、小売店がゲームを買い付け、またメディアが誌面を飾る作品を求めて訪れるイベントで、これは基本的に今でも変わらない。Layden氏は、インターネットがいまほど普及していなかった当時は、見本市にてそうした関係者と繋がりを持つことは必要だったと述べる。

ただ、最大の商戦期であるホリデーシーズンに向けて小売店と商談の場を持つには、E3が開催される6月では遅すぎるという。そこで現在SIEは、Destination PlayStationと呼ばれる、小売店やサードパーティのパートナーを招いての独自イベントを2月に開催している。またインターネットの普及により、メディアからは24時間絶え間なくゲーム関連ニュースが報じられるようになった。Layden氏は、E3はトレードショウとしての本来の役目を果たせず、かつて持っていたインパクトはもう失われてしまったとし、世界が変化しているなか、E3は必ずしも追従できているとは言えないと語る。

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