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2018.06.27業界情報

『今週のおすすめ記事』中国で異例の大ヒットを記録した『旅かえる』は、Unity Adsと共に広告+課金の最適化を果たした。その成功の経緯と収益構造に迫る(前編)

PCからモバイルまで幅広いプラットフォームに対応し、インディーからAAA級タイトルまで開発規模を問わず採用されているゲームエンジンUnity。今では世界のモバイルゲームの約半数がUnityを活用しており、LinkedInの調べによると米国で成長している雇用需要ランキングの7位にUnity開発者が食い込んでいるという。日本国内でも2017年にはUnity Proユーザーが1.5倍に増え、確実に浸透してきていることが分かる。

そんなUnityの基本理念は、「開発の民主化」「難しいことに挑戦」「成功を支援する」の3つ。彼らの役割はゲームエンジンの開発にとどまらない。より簡単に、より多くのクリエイターに力を与えるべくUnityはどのような機能・サービスを提供しているのか。5月7日から5月9日にかけて開催されたUnite Tokyo 2018では、数々の講演・展示を通じてUnityの魅力が発信されていた。

本稿では、Unityがサポートしているモバイルゲームのマネタイゼーション分野に焦点を当て、拡充を続けるUnityのサポート体制、そしてUnity Adsを活用することで収益最大化を図った大ヒット作『旅かえる』のノウハウを、前編の講演取材・後編の個別取材に分けて紹介する。

プレイ体験を邪魔しない広告サービス
モバイルゲームのマネタイゼーション分野では、Unity Technologiesが展開する動画リワード広告サービスUnity Adsが成長を続けている。弊誌でも「プレイ体験を促進させる」広告サービスとして紹介したことのあるUnity Ads(関連記事)。今では世界中の10億人以上のプレイヤーに、月間250億件以上の広告リクエストを届けているという。

サービスの仕組みとしては、開発者がゲーム内で広告表示箇所を指定し、プレイヤーの任意選択により動画広告を視聴してもらう。するとプレイヤーはゲーム内アイテムや通貨といった報酬を手にする。プレイ体験を阻害することなく収益化に繋げられる上に、プレイを継続してもらうためのインセンティブとしても機能する。広告出稿者としても、動画広告を見てゲームの概要を理解し、本当に興味を持ったプレイヤーにインストールしてもらえるという利点がある。このようにUnity Adsは、プレイヤー・広告出稿者・広告表示者の三者にメリットを提供している。

しかもUnity AdsはSDK不要で簡単に実装できるため、リリース前でもリリース後でも容易に組み込むことが可能だ。例えば、2017年に配信され中国で異例の大ヒットを記録した『旅かえる』の開発チームはたったの4人。ゲームそのものの開発以外に割けるリソースが限られている中、最小限の負担でUnity Adsを導入し、広告収益の拡大に繋げることができた。

Unite Tokyo 2018の講演「旅かえる – 中国でのヒットとともに何が起きていたのか&課金・広告共存の収益化」(講演資料)では、『旅かえる』を開発した株式会社ヒットポイントのプロジェクトマネージャー高崎豊氏と、Unity Technologies JapanのUnity Adsディレクター金田一確氏が登壇。『旅かえる』の中国での成功とともに起きていたこと、後から考えると事前にやっておけばよかったこと。さらにはユーザーフレンドリーに振り切った作品でありながら、世界観を壊さない課金・広告共存型の収益モデルを成立させた工夫などが紹介された。


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