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2018.03.29業界情報

日本アイドルの光と闇を描く管理シミュレーション『Idol Manager』開発者に聞く20の質問。Kickstarter開始に際して訊ねる

ロシアのインディースタジオGlitchPitchは、本日より『Idol Manager』のKickstarterキャンペーンを開始した。目標金額は5000ドル(約53万)と控えめであるが、9000ドルまで到達すれば“成人向けコンテンツ”が追加されるという。

12ドルの出資からゲームのSteamキーもしくはDRMフリーのゲームが手に入り、40ドル以上出資すればゲーム内のライバルグループの命名権が手に入る。60ドル以上出資すればパッケージでのゲームディスク/サウンドトラックディスクが、180ドル以上出資すればイラスト付きのランダムイベントの作成できる権利が、300ドル以上出資すれば一連の流れで発生するサブストーリーを作成する権利が入手できる。Kickstarterキャンペーンは、開始から2時間経過時点ですでに80%である40万円の資金調達に成功しており、好調を感じさせる。

『Idol Manager』は日本のアイドル界を舞台とした「アイドル管理シミュレーション」だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Mac/Linuxで、日本語に対応予定。本作は、アイドルと信頼関係を築き高みを目指す青春型の作品とは異なり、利益を得るためにアイドルを徹底して管理するのが目的だ。アイドルの成長や成功といった光の部分も描かれる一方で、いじめや嫉妬、スキャンダルや嫌がらせといった闇の要素もまた色濃く描かれる。アイドルをフィーチャーした要素が目立つが、シミュレーションゲームとして何度も遊べるようなものを目指して開発されている。

先日弊誌では『Idol Manager』のゲームシステムの詳細をお伝えしたが(関連記事)、それでもまだまだ気になる点は多いのではないか。そこで今回本作のデザインとプログラミングを務めるMax Rogozin氏にの質問を投げかけた。

――自己紹介をしてもらえますか。

Max Rogozin氏(以下、Max氏):
Maxと言います。27歳でロシアの小さな街で暮らし、フリーランスのWebプログラマーの仕事をしています。フリーランスで活動しているので趣味を楽しむ時間も多く、その中で『Idol Manager』の開発も進めました。『Idol Manager』は私にとって初めての商業ゲームとなるので、その影響で開発に時間がかかっています。

――日本アイドルの大ファンだとお聞きしました。いつ頃から追いかけていますか。きっかけはなんですか。

Max氏:
2011年頃には、日本のテレビのバラエティ番組を見るようになりました。最初は「ガキの使い」シリーズで、その後いろいろな番組を見る中でモーニング娘。の番組を偶然見つけて、彼女たちについてもっと知りたいと思うようになりました。4chanの日本板(/jp/)ではその話題を話している人々を見つけて、そこからのめりこんでいきました。

――お気に入りのアイドルグループを教えてください。

Max氏:
基本的に「48」グループについてはすべてチェックしていて、それ以外だと最近はcallmeとdotsにハマっています。

――お気に入りのアイドルを教えてください。

Max氏:
ナンバーワンはNMB48の安田桃寧ちゃんです。彼女のShowroomの配信はほぼ毎日視聴しています。NMB48では岩田桃夏ちゃんも好きで、ほかには原宿発のアイドルグループ神宿の羽島めいちゃんも好きです。

――相当熱心に日本アイドルを追いかけているんですね。では本題であるゲームについて聞かせてください。ずばり、『Idol Manager』はいつ発売されますか。

Max氏:
年内に発売したいと思っていますが、すべて予定どおりにいくとは断言できないですね。

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http://jp.automaton.am/articles/interviewsjp/20180328-65126/

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